一人暮らしでも社会人として生活することは十分に可能ですが、この間に

うつ病になってしまい、休みがちでひきこもりの状態になってしまうと

うつ病の治療が非常に難しい状況になってしまいます。

実家の家族など身の回りに頼れる人がいる場合は、すぐにその人のところで

休養をとりながらうつ病の回復に専念すべきですが、ひきこもりがちな

状況が続いてしまう場合はそもそもそのための連絡を取ることも困難です。




ストレスのシャットアウトのためにひきこもりに

ひきこもりがちになる人の多くは人間関係からのストレスを受けてうつ病に

なってしまう人です。

上下関係や友人関係、恋人との不仲など様々な関係がありますが

自分以外の人間と関わっているときにストレスを多く感じることが頻繁に

ある、と本能で理解してしまっている場合はひきこもりになる傾向が

強くなります。

しかし、人間が生活する以上どこかで必ず誰かと関わりが生まれてくるので

うつ病自体も、ひきこもりで人間関係からストレスを過敏に感じる状態も

早急に対応をとることが重要になるでしょう。

加えて一人暮らしの状況であれば、自分以外の人間が生活空間にいないので

自分から連絡を取ることがなければ、外部からの連絡だけが他人との

コミュニケーションの機会になるだけでしょう。

うつ病を改善させるために、一人でなんとかしようとがんばってみても

一人でできることには限界がありますし、一人暮らしでひきこもりの状態は

医療機関へ行く気にも起きないという事態になりがちです。

一人暮らしで浪費してしまうエネルギー

一人暮らしの生活では、生活に関わる全てのことを自分で行わなければ

ならない状態と言えるでしょう。

炊事・洗濯・掃除など、自分の世話をするのは自分なので、他の人に頼る

ことはできない生活が続いてしまいますが、これがうつ病の人には

よくありません。

うつ病を回復させるためには、抗うつ薬による薬物治療や医師の指示で

行われる認知行動療法などが行われますが、根幹として重要になるのが

休養です。

うつ病は脳の病気で、脳が疲れたりダメージを負っていたりする状態で

回復させるためには休養が必要になるにもかかわらず、一人暮らしで

自分でやらなければならないことを増やしてしまっていると、中々休養を

とる時間が確保できません。

うつ病の症状が表れ始めている人が、一人暮らしの継続で疲労を溜め込み

やすい状況の中で生活を続けていると、うつ病が悪化しますしひきこもりに

なりやすいのです。

ひきこもりによって生活リズムが悪く

うつ病を改善させるために生活リズムを整えることが重要です。

しかし一人暮らしでひきこもり、となると生活リズムは崩れやすくなります。

常に部屋は暗く、食べ物もコンビニで買える食品ばかり、睡眠のリズムは

バラバラとなってしまっては、うつ病の回復は不可能になります。

いくら処方されている抗うつ薬を飲んでも、本人の生活スタイルを改善

させなければ、仮にうつ病を回復させたとしても再発のリスクが非常に

高い状況が続いてしまうことになります。

自分で自分を管理する能力に長けていなければ、うつ病を改善させるための

睡眠・食事・運動の生活習慣を見直すこともできず、うつ病の症状が

重くなっていく一方になるでしょう。

生活の中に自分をサポートできる誰かを

うつ病を治すとなると、先述したように自分で自分を管理する能力に

長けている人でなければ、自分をサポートしてもらえる誰かがいる生活に

した方がうつ病の治りは早くなるでしょう。

また、うつ病を治す上では、誰かと話をすることもストレス解消の手段に

なったり、脳の活性化の習慣になるので、この点でもメリットがあります。

うつ病にかかり一人暮らしでひきこもりの状態では、誰かと話をする機会も

非常に限られてしまいますし、うつ病を治すという意味もこめて

一人暮らしでひきこもりの環境を変えてみるようにしましょう。

医療機関へ受診しに行きやすくなる

自分ひとりだけではそもそも精神科や心療内科へ受診しに行く気も

起こらない、という人もいるでしょう。

一人暮らしでひきこもりの人が医療機関へ行くための体力気力が足りず

医師の診察を受けられない、という事態は誰か他の人と一緒に住む環境だと

比較的問題解決がしやすいでしょう。

車で病院へ送ってもらったり、一緒に受診してもらって適切に医師に

症状の具合やストレスとなったエピソードを伝えられるようになります。