うつ病の間休養をする意味で旅行に出かける人がいます。

うつ病で休職中に旅行に行くようなことがあると

周りから白い目で見られることもあるかもしれませんが

うつ病を回復させるのであれば旅行に出かけても構わないでしょう。

しかし、旅行に行くこと自体でうつ病が改善されるかどうか

となると別問題のようです。




環境を変えることで気分を一新

旅行先は当然のことながら普段生活している環境とは

全く違う環境なので、それだけで脳にいい刺激になります。

ストレス解消効果も得られる事でしょう。

宿泊先では自分で料理を用意したりする必要はなく

寝床も勝手に用意されているものなので

家事などの活動を何もする必要がありません。

うつ病の人でも旅行に出かけることができれば

温泉にゆっくり浸かったり、美味しい物を食べたり

遊びに出かけたりすることでストレス解消をすることができ

その間はうつ病の症状を抑えることができるでしょう。

しかし悪化の原因になることも

ただし、旅行に出かける気力がある人というのは

メランコリー型のうつ病の人よりも、非定型うつ病のように

楽しみなことがあると途端にうつ病の症状が治まる人が多いです。

うつ病の様に抑うつ状態になっている人を旅行に連れて行くと

逆に悪化の原因になることも考えられます。

安静にしていることで回復をしている最中なのに

旅行に出かけること自体が負担となり、ストレスになります。

うつ病の人に気晴らしに行こう、と旅行に誘っても

旅行の前日に途端に気分が落ち込んだりすることも

珍しくありません。

それにうつ病で休んでいる間なのに旅行に行くなんて

周りからどんなことを言われるか、など周囲の反応を

気にしてしまって、それがストレスになり、うつ病の人の

精神的な負担を増やすことも考えられます。

うつ病を改善させるためには、休養をしっかりととらせ

自宅で安静にさせるようにするのが良いでしょう。

医師と相談して旅行に行くかを決める

旅行の間に症状が悪化してしまってもすぐに通っている

病院に受診しに行くことは近場の旅行でない限りできません。

その間に抗うつ薬が足りなくなっても処方してもらいに

戻りに行くのに時間がかかる事もあるでしょう。

そうなるリスクも考慮した上で、医師と相談して

旅行に出かけるかどうかを判断しましょう。

非定型うつ病の様に楽しいイベントがあると元気になる人は

国内旅行ぐらいなら許可されるかもしれませんが

うつ病の人は基本的に旅行に行くことは反対されるでしょう。

気分転換なら旅行以外にも方法がありますし、症状を悪化させる

要因となる可能性があるなら避けた方が無難です。

まったりとできる旅行先を

うつ病の人は当然のことながら、体力や気力を充実した状態に

持って行きにくいので、身体を動かすようなイベントには

参加せずにまったりくつろげるような所を旅行先に選びましょう。

温泉に浸かってリラックスしたり、空気の良い所で景色を

楽しみながらゴロゴロできるようなところを選べば

うつ病の人にも負担をかけにくく、ストレス解消や

気分転換を促すことができるかもしれません。

ただし、旅行がうつ病克服のきっかけになればと考えるのは避け

普段の生活でうつ病を改善するための習慣を続ける事を

心がけていくことが最も確実なうつ病改善法でしょう。