うつ病になると太ってしまう人もいますが、痩せる人もいます。

うつ病には、一緒に抱えやすい症状として摂食障害がありますが

過食症になることで太る、拒食症になることで痩せる人がいます。

この内、拒食症で痩せる人というのは、うつ病の末期症状のひとつ

食べることにすら興味が無くなっている、という状態に

なっている可能性があるので、最近著しく体重が減った

という人は注意が必要です。




1日に全く食べない日もあるうつ病

うつ病になると、症状の程度によって過食症拒食症

引き起こしますが、重症化していくにつれ拒食症を起こす

傾向が強くなり、痩せる人が増えていきます。

うつ病になる程にストレスを抱えて、脳にダメージを

負っている状態だと、食事にすら興味が無くなってしまい

痩せる人が多くなってきます。

空腹を感じない時間が長くなり、味覚が鈍くなる事から

誰かに頼まれない限り食べ物を食べるという行動をしない

という状態にまで陥る人もいます。

当然、食事から栄養を得られない状態が続けば

基礎代謝量を下回るカロリー摂取量になりやすく

痩せることになります。

うつ病も脳の病気なので、エネルギーとなる食事を

食べなければ、回復・改善することもできなくなるので

過食症よりも深刻な状態と言えます。

うつ病を回復させることで食欲回復

うつ病によって食欲が低下して、痩せる状態が続いているのであれば

うつ病を回復させることで食欲を回復し、食べ物を食べられるように

なっていきます。

無理やり食べようとすると、かえってストレスになりますし

長い間食べる量が少なくなっている所に、普通の食事量で

食べてしまうと、消化器官など内臓に負担をかけてしまいます。

そして食事に対してストレッサーと認識してしまい

余計に食べなくなって、さらに痩せてしまいます。

うつ病を改善させるために、抗うつ薬を服用したり

医師の指導で認知行動療法を行い、生活習慣の改善を

行なっていけばうつ病は回復します。

しかし、痩せる状態が長く続いているのであれば

それだけうつ病の症状が悪化している状態とも考えられるので

いきなり生活スタイルを変えるのではなく

少しずつできることから始めるのが重要です。

痩せるから良いのでは?と考える人へ

うつ病になることで痩せるのは、元から太っている人からしたら

それほど問題ないのでは?と考える人がいます。

しかし、うつ病によって食欲が全く湧かない状態で痩せるというのは

痩せ方としては危険な痩せ方です。

本来食事制限と運動をこなすダイエットでは、両方を行って

初めてきれいに痩せられるものです。

食事制限のみで痩せるとなると、運動を行わない事から

筋肉の量が減り、基礎代謝量が少なくなってしまう事から

リバウンドしやすい体型になってしまいます。

特にうつ病で拒食症となると、1日の食事がない状態も

珍しくなく、運動を行うほどのエネルギーも残っていないので

筋肉量が著しく低下していってしまいます。

この痩せ方では、うつ病が治った後も体力の低下に

悩まされる状態が続くので、うつ病で痩せるということは

よくない事なのです。

この意味でもうつ病を回復させるように周りがサポートしたり

本人ができることは本人が行動をしたりと

回復をスムーズに行えるように取り組むべきなのです。

薬の副作用で食欲に影響が出るときは

抗うつ薬や睡眠薬を服用することで、一時的に食欲が

正常に戻ってお腹が空き始めることがあります。

この間は食べ物を食べられるのであれば、少し栄養を

補給しておく意味でも食べておくようにしましょう。

しかし、余りにも副作用が強く出て過食症気味に

なっているのではと考えられるときは医師と相談して

抗うつ薬を変えてみたりするようにしましょう。