うつ病は再発の多い病気ですが、再発とまではいかず

一時的に症状が戻る揺り戻しも多い病気です。

うつ病が治った後に調子のいい日が続いても

ふとしたきっかけでうつ病の時の症状が揺り戻し

表れると、再発のリスクも高まってしまうので

その後の生活スタイルにも気を払うようにしましょう。




揺り戻しのきっかけ

うつ病になる前の水準まで、体力や気力を回復させるには

時間がかかりますが、うつ病が治っただけで満足に生活できる

と考えるのは時期尚早かもしれません。

1.抗うつ薬の服用をやめる

うつ病の間に神経伝達物質の分泌バランスを保つために

服用していた抗うつ薬を辞めるタイミングを間違えると

揺り戻しが起こる可能性が高まります。

抗うつ薬を服用して生活していた人は、少しうつ病のような

症状が出始めると、薬を飲んでいないことが不安材料になって

揺り戻しが起こりやすくなるということも考えられます。

うつ病から寛解した後に、復帰した後も抗うつ薬の服用に

ついては、するしないについて医師と相談しましょう。

2.生活習慣の改善をしていない

うつ病が治ったとたんにアルコールやたばこを以前の様に

嗜んでいる、という人は少ないかもしれませんが

生活習慣を元に戻すことで、うつ病のリスクが高い状態に

戻ってしまう事があります。

うつ病と生活習慣の2つは大きな関わりがあり

生活習慣の改善=うつ病の予防になる部分がたくさんあります。

うつ病になった原因には生活習慣による影響があるのに

以前の生活習慣に戻してしまっては、揺り戻しが起こる

可能性が高い状態に戻ってしまうも同然なのです。

3.ストレス耐性を高めていない

うつ病を治療する認知行動療法では、日常生活の場面ごとの

考え方や相手の感情について、適切に対処できるように

トレーニングを行ってストレス耐性を高めることができます。

しかし、そのトレーニングでストレス耐性を高めることができずに

職場や学校でのストレスに、以前と同じようにメンタルが

負けてしまう事になります。

4.適切な診察が受けられなかった

医師によってうつ病を回復させる能力は当然差があります。

一番最初の診察から、抗うつ薬の選び方、認知行動療法の

トレーニング効果など、うつ病の人の寛解やその後の

再発率まで医師の手腕が関わってくるのは自然なことです。

その人に会った抗うつ薬を選ぶのに時間がかかったり

適切な指導や生活習慣の改善を上手く行えなかったことなどが

揺り戻しのリスクを高めることもあります。

揺り戻しから再発へも考えられる

うつ病の揺り戻しは、ふとしたことがきっかけになることもあります。

雨の日に気圧が下がって体調が崩れやすくなったり

誰かからストレスになるようなことを言われたりするなどの

日常生活の中ではなんてことのない事柄でも

揺り戻しのきっかけになることがあります。

この揺り戻しが何度か続き、また抑うつ状態になってしまうと

再発、ということになります。

うつ病は再発が多い病気なので、揺り戻しにも慣れていかないと

行けない部分があるかもしれません。

しかし、揺り戻しが起こらない様に生活リズムを作り直したり

ストレス解消になる習慣を身に付けることが重要です。