うつ病になりやすい人の性格に、真面目な人というのがあります。

真面目であることは良い事なのですが、うつ病のかかりやすさ

という話になると逆に短所になるかもしれません。

真面目な人とそうでない人の心理状態を比較すると

ストレスを受ける回数や量に差が出るのは仕方がない事ですが

うつ病を改善する上で真面目な人は物事の考え方を

改めた方が良いかもしれません。




ストレスを受ける機会が多い真面目な人

真面目な人がストレスを受ける機会が多い、ということから

うつ病になりやすい性格である、ということは

世間で意外と知られています。

規則を守り、時間厳守で仕事や勉強にしっかりと取り組むというのは

悪く言えば、それだけストレスを感じる機会を増やしてしまっている

という意味になります。

あれをしなければならないのに、ルールを守らなければならないのに

と、周りに真面目でない人がいるだけでも強いストレスを

感じやすくなります。

1.自分を犠牲にしてもやり遂げる責任感

真面目な人は責任感にあふれる人が多く、色々な仕事を

受け持ってもしっかりと向き合ってやり遂げようとします。

そのため、しばしば自分を犠牲にしてでも責任を放棄せずに

無理矢理にでも進めようとして、自分の身体やメンタルに

負担をかけることがあります。

遅くまで働くことは当然睡眠時間を切り詰めることになりますし

休日出勤などで身体を休める時間が無ければうつ病になる

リスクも高まってしまいます。

2.完璧主義であることが多い

真面目な人の中には完璧主義である人も多くいます。

少しのミスも許さずに色々なことに注意して物事に当たれば

それだけ神経を使い、メンタルに負担をかけることが

多くなるのは当然の事でしょう。

多少力を抜ける所は抜いたり、誰か身の周りに頼れる人がいれば

頼ってみても良いのに、自分の力でやり遂げようとすることが

多くなりがちになる、という点でもストレスを受けやすく

うつ病になりやすい性格と判断できます。

3.執着心が強い

完璧主義と似通った部分がありますが、執着心が強く

一つの事に何が何でも成し遂げようとする人も

うつ病になるリスクが高い性格の人と言えます。

絶対に成功させる、というメンタルを持つ事は良い事ですが

それ故にかかるプレッシャーや自分へのストレスが

大きくなりやすくなることもあります。

集中しすぎる、というのも脳の疲労を招いてしまい

うつ病の症状である処理能力の低下の原因になりかねません。

認知行動療法の存在

真面目すぎるためにストレスを受ける機会が多いと

感じられる人は、認知行動療法といううつ病の改善に役立つ

精神療法の存在を知ってもらいたいものです。

認知行動療法を行う事で、日常の場面ごとのその時の考え方の

偏りを調整していくことができます。

ストレスを受けやすい考え方をしているとうつ病のリスクを

高めるだけでなく、うつ病から回復した時も同じ考え方を

してしまい、再発の危険性を抱えることになります。

認知行動療法を通して、真面目な人はペース配分や

意識の分け方を身に付けて、うつ病のリスクを下げるように

することができます。

真面目な人がうつ病になってしまったら、その考え方を

少し切り替えて、休むべき時は休んで人に頼れる時は

人に頼ったり、幾分か融通の利かせられる考え方に

なるようにすることが、うつ病のリスクを下げ再発の

危険性を下げます。