うつ病の改善のためには、色々な脳内物質の分泌を

意識した生活が重要となりますが、その中に

ノルアドレナリンという脳内物質があります。

ノルアドレナリンは良く知られているアドレナリンとは

少し違う働きを行います。

うつ病の人は分泌量が少なくなったり過剰になったりする

脳内物質で、バランスが良い状態を保つ事が好ましいです。




ノルアドレナリンは意欲や興味、興奮のホルモン

ノルアドレナリンは神経伝達物質の一つで

同じくうつ病を改善するために関係が深いセロトニン

ドーパミンの仲間で、この三つはモノアミンという

神経伝達物質のグループと認識されています。

ノルアドレナリンは人間が意欲や不安、恐怖や怒りを

感じるときなどに分泌され、交感神経を刺激する働きがあります。

人から攻撃的な態度を取られたり、暴言等を浴びせられた時に

自分の身を守るために興奮状態になる時には

ノルアドレナリンが分泌されます。

しかし、分泌が十分でないと何事にも興味や関心が薄くなり

何かをやろうとするやる気や意欲が小さくなってしまうので

分泌のバランスを整えておくのが、実は重要なのです。

うつ病の人は分泌バランスが崩れやすい

うつ病の人はノルアドレナリンの分泌のバランスが

崩れることが多くあります。

うつ病のストレスや不安で脳の機能が低下してしまうと

ノルアドレナリンの分泌量が減ってしまいます。

その為、抑うつ状態の様に、何事にも興味や関心が向かなくなり

何をする気にもならない状態が続きやすくなります。

逆に、ストレスを受ける機会が多いとノルアドレナリンの分泌量が

過剰になり、怒りの感情をまき散らしたり、躁状態になってしまいます。

この躁状態のような様子が続けば、ストレスの蓄積ももちろんですが

ノルアドレナリンの分泌量が多くなると、合成量が追いつかなく

なるので、抑うつ状態のリスクが上がっていきます。

分泌のバランスを整えるには食事から

ノルアドレナリンの分泌バランスを正常にし、うつ病の症状を

改善するには食事から見直しましょう。

ノルアドレナリンをよく分泌させるためには

たんぱく質(アミノ酸)の摂取を意識しましょう。

トリプトファンチロシンフェニルアラニンなどの

アミノ酸が豊富に含まれた、肉類や魚、貝類などを

普段の食事で摂取できるようにしましょう。

しかし、肉類はともかく魚類や貝類を摂取する機会が少ない

という人は、サプリメントなどで補うのも一つの手です。

肉類などを大目に摂取して、ノルアドレナリンの分泌量が

過剰になるのではと考えるかもしれませんが

ノルアドレナリンの原料を大量に摂取しても

分泌量が過剰になることはなく、適量に分泌されるような

仕組みが備わっているので心配はありません。

セロトニンを分泌を促す生活習慣でも〇

ノルアドレナリンモノアミンというグループの仲間で

同じモノアミンセロトニンに良い生活習慣を

取り入れることでもノルアドレナリンの分泌バランスを

適性にする効果が期待できます。

運動や生活リズムの調整、睡眠などを見直すことで

うつ病の改善効果を得ると同時に、ノルアドレナリン

分泌バランスを調整して、やる気が出たり

意欲が湧いてくるようになります。

ストレス解消と同時にやる気を回復させる生活習慣が

抑うつ状態躁状態も予防することができるので

食事と同時に生活習慣を見直すようにしましょう。