うつ病の症状が表れ始めると、周りの人は気づくものですが

一人の状態が長く続き、発覚が遅くなると末期症状

引き起こすことも考えられます。

うつ病の末期症状は本人の命の危険にまで及び

回復させるには数年単位での治療や入院が必要となる

場合があるため、必ず医療機関での受診を行いましょう。




命の危険にまで及ぶうつ病の末期症状

1.ベッドから全く動かない

うつ病の症状は朝にひどく夕方にかけて緩和されていく

日内変動がありますが、末期症状となると

常にひどい症状なので、ベッドから動こうとする意志が

全くなくなってしまいます。

それこそ、食事やトイレなど普通の生活を送る上で

必ず動く場面でもです。

ベッドの上から動かず数日過ごすことも考えられるというレベルで

生命活動を維持する上で必要な食事を摂らずに

更に症状を悪化させることも考えられます。

2.食欲がわかない、興味がない

過食症拒食症などの摂食障害を起こすことは

うつ病の症状に含まれます。

しかし、末期症状になると食事自体に興味が湧かなくなり

食べることにすら面倒さを感じます。

末期症状の手前であれば、食事の必要性を感じられるまでの

レベルに留まる事はできますが、症状が重くなると

空腹を感じることもなくなる場合があります。

なので、栄養の摂取ができなくなり、何もしなければ

餓死寸前の状態まで進むことも考えられます。

3.眠れない

睡眠障害を抱え、入眠しづらくなる、早朝覚醒してしまう

という状態は睡眠薬の服用などでなんとか問題解消することが

可能ですが、末期症状になると眠らない状態が続きます。

ベッドの上から動くことができず、数日の間、目が覚めた状態を

過ごしたという体験談を持つ人もいます。

眠ることができても、意識を失ってブラックアウトするかのような

睡眠になるので、普通の睡眠のような効果は得られにくいものです。

睡眠をとることができなければ脳の疲労を回復させることも

できず、負担がかかる状態がずっと続き、うつ病の回復を

図ることができません。

4.コミュニケーションができない

うつ病の人も誰かに話しかけられれば反応することができても

末期症状であれば、反応すらできません。

仮に反応できても、話しかけられた内容が全く理解できず

記憶に留まる事もありません。

比較的まともに会話できているのでは、という一面を

見せることもありますが、その間の応対はまるで別人格が

行なっていたと言わんばかりに記憶がない、という人もいます。

病院に行って医師と話をしていても、応対していたことや

そこまでの移動を覚えていないということもあります。

5.希死念慮が表れる

うつ病の症状、抑うつ状態が末期症状まで来ると

ネガティブな思想ばかり頭に浮かんできて

「自分はこの世に必要とされていない」「死んだ方が良い」と

考え始めるようになり、いつ自殺してもおかしくないほどに

希死念慮が表れるようになります。

これぐらいに重症化すると、家庭での休養は難しくなり

入院が必要になります。

家庭で休養していると、窓の外から飛び降りたり

包丁などの葉物を持ちだして自殺を図ろうとするのが理由です。

早急な入院手続きが必要に

これらの末期症状が出てくるとなると、家族の方などの

手に追えるレベルではなく、入院が必要となります。

早急に医療機関での受診と入院手続きを行いましょう。

重症化したうつ病は数年単位での治療・入院が必要と

なることも珍しくなく、場合によっては隔離病棟での

入院生活を強いられる場合があります。

このような末期症状を避けるためにも、うつ病の治療と改善は

慎重に行わなければならないのです。