うつ病の人は、生活リズムを調整するために早起き

勧められている場合がありますが、無理に行うのは危険です。

確かに早起きは朝の太陽光を浴びて軽い運動を行うために

必要となるかもしれませんが、うつ病の症状は朝が一番ひどく

無理に早起きしようとすると、ストレスが強くかかり

症状が悪化する場合があります。




早朝覚醒と早起きは別物

うつ病の症状の中には睡眠障害があります。

その睡眠障害の症状の中には、入眠しにくい状態が続いたり

眠っている間でも途中に何度も目が覚めたりしますが

その中に早朝覚醒というものがあります。

自分がこの時間に起きよう、と決めておいた時間よりも

大幅に早く目が覚めてしまう状態を早朝覚醒と言います。

うつ病の人が早朝覚醒してしまうと、ストレスや不安が

一番強い時間帯に目が覚めて、起きる気力もあまりないため

メンタルに負担をかけてしまう時間ができてしまいます。

うつ病の症状は朝に一番ひどく、夕方にかけて緩和されていく

という日内変動と言う特徴がありますが、早朝覚醒

睡眠障害を持っている人は早起きをした方が良い、とはならず

うつ病の改善のための休養を優先した方が良いかもしれません。

先ずはうつ病の回復を優先させる

早起きは確かにうつ病を改善させる生活習慣になりますが

段階を踏んでから早起きを始めるようにしましょう。

無理に早起きをしようとすると、睡眠のリズムが崩れてしまう

原因になるので、まずは回復期になるまで安静にするように

しましょう。

昼夜逆転していたりする様子を見て、早起きして朝型の

生活リズムに切り替える様にと考えて

うつ病の人に早起きを勧めようとするのは避けましょう。

うつ病を治す時には医師の指導の下に無理のない計画を

作り出した上で、治療に臨むようにしましょう。

早起きのメリットとは

うつ病の回復期で、処方される睡眠薬を使ってなら

睡眠のリズムが安定し、質も量も確保できている人であれば

余力がある時に早起きしてみるのも良いでしょう。

早起きで得られるメリットは大きく、うつ病を改善させる上でも

その後の社会復帰を視野に入れても、強くお勧めする習慣です。

1.太陽光を浴びて体内時計をリセット

早起きをして太陽光を浴びることで、体内時計をリセットして

生活リズムを整えることができます。

人間には、太陽光を目に入れることで体内時計をリセットし

朝に目が覚めて、夜暗くなると眠るという生活リズムを

取り戻す、というシステムが備わっています。

夜型の生活をしている人も、早起きを継続することで

朝型に戻ることができるのです。

2.朝食を食べる時間ができる

早起きをすると言う事は、それだけ朝の身支度や朝食を食べるための

時間ができるという事です。

朝食を食べる、ということは、朝目が覚めてすぐに消化器官を

目覚めさせることができるので、1日3食の食生活の

リズムを作り出しやすくなります。

うつ病の人は、食事から得られる栄養もしっかりと摂取し

体と心を休めることが大事になります。

また、朝食を食べることで、腸の動きの蠕動運動を

促すことができ、腸内環境を改善させやすくします。

腸内環境の改善も、メンタルに良い影響を与えるセロトニンの

分泌を促すことができるので、その意味でも朝食を食べることが

うつ病改善効果があります。