うつ病と貧血は似た症状が出ることで、わかりにくい部分があります

貧血、もしくは鉄分が欠乏することで表れる症状には

頭痛やめまいなどの身体に表れる部分と、メンタルに表れる

部分があるので、うつ病と間違われることがあります。

しかし、どちらにせようつ病の人には貧血を予防する意味でも

うつ病を改善する意味でも鉄分の摂取を心がけましょう。




うつ病と貧血の症状が似ているとは

貧血になることで頭痛やめまいが表れる場合があります。

貧血は酸素を運搬する血液のヘモグロビンという成分が

少なくなることで、全身への酸素の運搬がされにくくなる

状態を指します。

酸素が上手く運搬されなければエネルギーの産生が

正常に行われにくくなるので、健康で元気な状態には

なりにくくなります。

うつ病と似ている症状として挙げられるのは

だるさや集中力の低下、やる気や意欲

興味を持ちにくくなる状態といった所でしょうか。

貧血になることでこれらの症状が表れますが

うつ病によって脳機能が低下することでもこれらの症状が

表れることがあるので、どちらの症状なのかわかりにくいものです。

鉄分不足がうつ病にも影響

全身に酸素を運搬する役割がある血液中の成分ヘモグロビン

構成する上で必要になるのが鉄分です。

この鉄分が不足すると、酸素の運搬能力が低下してしまい

エネルギーを生み出して活発な活動をすることが

難しくなります。

そのため、普段の食事で鉄分を意識したメニューにすることが

大切なのですが、うつ病を改善する上でも鉄分

重要な役割を持ちます。

鉄分は脳内物質であるモノアミンを合成する上で補助的な

役割をこなすので、うつ病を改善する上で重要なのです。

モノアミンとは、精神を安定させるセロトニン

集中力や意欲に関係するノルアドレナリン、達成感や褒められた時に

分泌される報酬系のドーパミンなどを指します。

いずれもうつ病の人には分泌量が少なくなりがち、もしくは

分泌が過剰にされるホルモンなので、鉄分を摂取することで

分泌のバランスを保ちやすくすることが肝要です。

鉄分を摂取することは、貧血予防とこれらの脳内物質を

合成しやすくする、という2つの意味があるのです。

普段の食事で鉄分を意識するには

鉄分を豊富に含んだ食材は主に肉類や魚、貝類などです。

しかし、毎食鉄分を多く含んでいる肉類や魚、貝類を

取り入れることは難しいかもしれません。

魚や貝類を食べる機会が全くないという家庭もあるくらいですし

普段からレバーやかつお、牡蠣などを食べるようにしている

という家庭はそう多くはないでしょう。

そのため、鉄分を手軽に摂取するために、食事以外では

サプリメントの摂取という方法があります。

男性よりも女性の方が1日に必要とされる鉄分が多く

食事の量も男性と比較して少ない傾向になりやすいので

女性には特にサプリメントの使用をお勧めします。

もちろん、鉄分を豊富に含んだ食材から摂取するのもお勧めです。

うつ病を改善させるために役立つ、セロトニンの原料となる

トリプトファンというアミノ酸を豊富に含んでいる食材が

鉄分を豊富に含む食材に多いので、肉類や魚、貝類を

食べることでうつ病予防・改善効果が得られるのです。

食事の内容を見直したり、サプリメントを効率的に活用して

貧血とうつ病の両方を防ぐようにしましょう。