うつ病の人は攻撃的な感情を持ちやすい状態が続くことがあります。

ストレスを抱えていれば多少なりともイライラすることが

ありますが、うつ病の人が攻撃的になると自分の立場や

置かれている場面を考えずに暴力的な行動に出たり

暴言を口にしてしまう事があります。

しかし、うつ病のサインとしてはわかりやすいので

症状が悪化する前に医療機関での受診を急ぎましょう。




攻撃的=比較的症状が軽いとも見れる

アンガーマネジメント

攻撃的になるのは、従来のうつ病と言うよりは

非定型うつ病(新型うつ病)の症状として多くみられます。

普通のうつ病はメランコリー型と呼ばれ、憂鬱な気分が続き

抑うつ状態が症状として表れやすい特徴があります。

イライラしやすく、攻撃的になるのは非定型うつ病の

可能性が大きくなります。

非定型うつ病には気分反応性という症状が出ることがあります。

普段仕事などをしている時は気分が落ち込んだままですが

何か楽しい事があると途端に元気になったり、普通に動けたりと

周りからは甘えているだけなのではと見られることも

少なくありません。

このような症状に当てはまる人が攻撃的な態度をとることがあれば

非定型うつ病の疑いがあります。

薬の副作用として攻撃的になることも

抗うつ薬種類

うつ病治療で広く使われている抗うつ薬には

脳内物質のセロトニンノルアドレナリンなどの分泌量を

調整する効果があり、その副作用として攻撃的な状態に

なりやすい、ということがあります。

ノルアドレナリンは運動機能や集中力を高める作用がありますが

それと同時に興奮しやすくなったりイライラしやすくなる

という副作用を引き起こす場合があります。

しかし、治療のためには薬物治療は医師の指導の下で

言われた通りに服用しましょう。

薬物治療は医療機関から処方された薬物を使用するので

攻撃的な感情を抱いてしまうから、ということから

薬物の服用を自分の判断でストップしないようにしましょう。

攻撃的な人への対応や接し方は

VR2

攻撃的な態度を取られると、人間は交感神経が働き

自分の身を守るために戦わなければ、と

自衛のために戦闘態勢を作る、というシステムがあります。

なので、互いに興奮状態になってイライラしやすくなる

という状態になりますが、感情的に対応するのは避けましょう。

出来るだけ感情的にならず事実を淡々と述べるようにすると

コミュニケーションを取る時にも、互いに心身への負担を

最小限に抑えやすくなります。

うつ病の人は気分反応性や、物事や言われたことに対して

否定的に捉えやすい性質になっている場合がありますので

発言や表現の仕方にも気を付けましょう。

攻撃的な態度を取られても、感情的にならずに

事実を軸とした考え方や話し方をするのが

非定型うつ病の人への基本的な接し方と言えます。

怒っている間はまだ余力があるかも

女性

非定型うつ病などで怒っている、攻撃的な態度をとることが多い

ということがあれば、実はまだ余力があるという見方もできます。

うつ病が重症化すると自律神経が正常に働かなくなり

イライラすることもリラックスすることもできなくなります。

そうなる前に精神科や心療内科などで受診を急ぎましょう。

攻撃的な態度をとることは精神的にも肉体的にも

負担をかけることになり、疲労がどんどん蓄積されていきます。

その状態が長く続いてしまうと、うつ病の症状である

抑うつ状態に悪化してしまい、うつ病を発症してしまう

という事になりかねません。

攻撃的な態度をとる人が、会社の上司や先輩で言いにくい時は

その家族や友人に、職場での様子を伝えて

協力を要請してみましょう。

もしかしたらうつ病のリスクを上げる要因が

本人の生活の中にあるかも知れません。