仕事や学校から休職、退職してうつ病の治療に専念している人も

そろそろ社会復帰のためにリハビリがてらアルバイトをしようと

考える人もいるかと思います。

しかし、アルバイトとは言えど一人の社会人として働く力が

戻ってきているのか、身に付いたままなのか、ということや

体力的な問題を不安に思うこともあるでしょう。

そのためのリハビリですが、うつ病を抱えながらだとアルバイトでも

働き続けるのに怖さや不安、ストレスを感じる場合もあるので

アルバイトを始める前にいくつかポイントをおさえておきましょう。




避けた方が良いアルバイトの特徴

鉄分4

接客業や人と関わる時間が長いアルバイトは避ける

ストレスの原因となるものの多くは人とのかかわりの中にあります。

人とコミュニケーションをとることがストレスになってしまうために

家や部屋に引きこもって外からのストレスをシャットアウトしようとする

心理が働くこともうつ病の症状として考えられます。

そのため、人と話をしたり関わる時間が長い接客業などの

アルバイトは避けた方が無難です。

よほど余力が感じられる人、接客業の経験がある人

医師と相談した結果、人とかかわる時間が長くても大丈夫だと判断された人

これ以外のうつ病の人は、人間関係からのストレスをカットするために

人とのかかわりが少ない傾向にあるアルバイトにするのが無難です。

単純作業もあまりおすすめできない

アルバイトリハビリ

工場のライン作業などの長時間にわたって一つの仕事を続けるだけの

単純作業の繰り返しとなるアルバイトもうつ病の人にはおすすめできません。

ずっと同じ作業を行うと、当然その作業に慣れてしまい

色々と考え事もできるようになり、単純作業でかかるストレスで

ストレッサーとなった記憶が呼び起こされやすいからです。

なんでこんな単純作業ばかりやっているのか

自分がうつ病になったから、なんでうつ病になったんだっけ、と

ストレスと考える余裕が出てきてしまうのがNGなのです。

単純作業でも1つだけではなく、2~3のタスクをこまめに

切り替えられるアルバイトや、多少身体を動かす時間があるアルバイトなどを

選ぶようにするのが好ましいでしょう。

朝からの勤務は避ける

子供

これはうつ病になっている人には実感できているでしょう。

うつ病の症状が強く出るのが朝起きてからで、人によっては

ベッドから出るのにも数時間を要することもあります。

そのため、不調のピークとなっている朝から勤務するような

アルバイトは、ストレスも強く受けやすくなるだけでなく

そもそも出勤するのが難しい日多くなりやすいのです。

夜はしっかりと休養・睡眠をとるのがうつ病の改善に必要なので

午後からの勤務時間に設定するようにしましょう。

いずれも医師と相談して決めるようにしましょう。

自分では大丈夫だろうと思っているアルバイトでも

専門家の視点からは危険な状態になるのではと考えられる

アルバイトもあるので、診察やカウンセリングを行い

慎重に決めていくようにしましょう。

面接時にうつ病持ちであることを話すべきか

就活うつ無理2

これは正直なところ使い分けが必要となるでしょう。

生活費に困り、すぐにでもアルバイトを始めたいのであれば

うつ病であることを隠しながら面接を行う、ということもあるでしょうし

職場からの理解を得て働けるように、うつ病であることを伝えて

選考に進むようにするということもあるでしょう。

もちろん、前者は採用されやすくなるが、うつ病の症状が勤務中に出始めると

職場に迷惑をかけやすくなりますし、後者は選考落ちしやすくなり

そもそもアルバイトを始めることもできない、というデメリットもあります。

当然医師や家族と相談しながら決めるべきですが、私個人としては

うつ病の理解を得ながら働けるようにするのが良いかと思います。

リハビリ目的である事や、退職することになってもそれほど

迷惑をかけてしまったと負い目を感じにくくなる事など

その後の生活にアルバイト関連のストレスを受ける機会が減る

ということが多くあるから、と考えているからです。

また、障害者向け採用枠を設けているアルバイト先もあるので

そちらを活用してみる、というのもあるので、うつ病に理解がある

アルバイト先を見つける、というのがより良い選択肢でしょう。

アルバイト選びのポイント

休職復職3

1.多少体を動かす機会があるものがいい

うつ病の原因となる人づきあいが少なそうなアルバイト

デスクワークのような一人でもくもくと続けるようなものがありますが

座りっぱなしで何時間も過ごすようなアルバイトもお勧めできません。

パソコンと向かい合って何時間も作業を続けてしまうと

首や肩、腰の筋肉が硬直しやすくなり、血行が悪くなったり

首の筋肉の不調で頚筋性うつ病を引き起こすリスクが高まります。

デスクワークであれば集中力を途切れさせないようにするためにも

1時間に何度か席を離れ、軽い書類整理や梱包作業などがある

アルバイトが好ましいです。

2.楽にお金を稼ぐ場合は

うつ病の人向けにも募集されている治験というのがあります。

治験は事前に健康診断を行い、条件に当てはまる人には

1日に決まった時間に薬を飲んで採血したりする、といった

アルバイトというよりはボランティアです。

しかし、数日の宿泊で普通にアルバイトをするのと変わりがない程の

謝礼金がもらえますし、ボランティアの謝礼と言う形なので

課税対象にもならないというのも大きい所です。

食事も用意されますし温浴施設やインターネットの環境もあるので

一人で静かに過ごす時間をどうやって過ごすか、をどうにかすれば

うつ病の症状が重い人も受けやすいものなのかもしれません。