普段食べている日本人の食事とは異なり、地中海沿岸を中心に

慣習化している地中海料理は、うつ病を防ぐ効能があるようです。

主食、主菜、副菜、汁物といった和食やパンやパスタなどの洋食とは

だいぶ異なる食材が使われていて、うつ病を改善させる効果がある

食べ物を良く使う傾向にあります。




地中海料理に頻繁に使われる食材

1.オリーブオイル

油2

頻繁に使うという人以外は、少し驚くくらい多い

サラダやカルパッチョなどでオリーブオイル地中海料理で使われます。

オリーブオイルはサラダ油などの安価な油に含まれている

脳機能の低下の原因となるオメガ6脂肪酸が含まれていません。

普段食べている油よりも脳に優しい油なのです。

また、オリーブオイルにはオレイン酸という腸内環境を改善する

効果がある脂肪酸が含まれています。

オリーブオイルを食べることで悪玉菌の数を減らし

善玉菌の数を増やしやすくします。

うつ病を改善させる脳内物質は、そのほとんどが腸に貯蔵されていて

必要に応じて脳に送られる、という仕組みになっているので

腸内環境を改善すると、脳内物質が正常に働きやすくなります。

セロトニンなどのメンタルを安定させ、ストレス耐性を高める

脳内物質が正常に分泌されるようになると

うつ病の症状も改善・予防することが可能になります。

2.穀物・野菜・果物・豆・ナッツなど

地中海料理

健康のために野菜や果物を食べる習慣が身についているという人でも

その他の穀物や豆、ナッツなどはどうでしょう。

地中海料理には野菜や果物意外に、穀物や豆、ナッツなどを

多く使うという特徴があります。

そのため、ビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富に含まれる料理に

なりやすい、というのが地中海料理の特徴です。

ビタミン・ミネラルは元気に生活する上で重要となる

必須栄養素ですし、食物繊維を摂取することで代謝機能を高め

腸内環境をきれいな状態に保つことは大事なことです。

うつ病の人の多くは栄養バランスが糖質、カロリーに偏った

食習慣を送っている人が多く、地中海料理を食事に取り入れることで

心も体も健康な状態に回復させる効果が期待できます。

3、魚

地中海料理2

地中海料理には主菜としてが使われることが多くあります。

たんぱく質の摂取源としても優秀ですし、魚油にはDHAやEPAなどの

オメガ3脂肪酸が多く含まれています。

DHA・EPAには脳の神経細胞を活発にする働きがあるので

脳の機能を正常に保ちやすくなります。

オメガ3系脂肪酸は脳に一定量必要な脂肪酸であるため

を使った地中海料理を食べることで、脳の機能を低下させずに

正常な状態を保てるようになります。

また、うつ病の改善に重要なセロトニンの原料となるアミノ酸の

トリプトファンは多く含んでいるので

この点でも地中海料理はうつ病の改善効果があると評価できます。

地中海沿岸の地域ではうつ病になる人が少ない

地中海料理3

もちろん、うつ病を改善・予防させる料理を食べる習慣が

身についている地域の人たちはうつ病になりにくい身体になっています。

これは海外の研究でも明らかになっていて、自殺する人の数を

統計で追ってみても、諸外国と比べて少ない傾向にあります。

また、うつ病以外にもアルツハイマーなどの精神的な疾患を

抱える人も少なく、ここにも地中海料理の効果が表れているのでしょう。

ただ、栄養バランスを見直して普段の食事の内容を変えるのではなく

外国の食文化に触れてみて、非日常的な食事にするのも

脳に良い刺激になるので、地中海料理を取り入れてみることも

検討してみてはいかがでしょうか。