抑うつ状態になると意欲が低下し、以前できていたことも面倒に感じ

やる気が出ない状態になってしまいます。

朝起きたら身だしなみを整えたり、歯を磨いたりすることなど

生活習慣の一環もやる気が起きなくなってしまうこともあります。

そして、そのやる気のなさが原因でストレスをまた増やすことになり

抑うつ状態が悪化してしまうという悪循環に陥る可能性もあるのです。




抑うつ状態の人がやる気が出ないのはなぜか

中学生うつ3

抑うつ状態、というのは脳にストレスを抱え正常に機能していない状態

とも解釈することができます。

脳にストレスがかかると、気力・気分がすぐれない状態になり

あらゆる精神的な反応が大きくなり過ぎないようにブレーキがかかります。

ストレスを抱えることで無気力になったり、名前の通り抑うつ状態になります。

これは、精神的な反応だけでなく、肉体にも負担がかかるので

以前できていた生活習慣の一環も行うのが難しい状態になってしまうのです。

また、脳にストレスがかかっている状態では

人間が正常で快適に生活するための脳内物質の分泌も滞ってしまいます。

セロトニンノルアドレナリンドーパミンなどの報酬系のホルモン

分類される脳内物質が、分泌されづらくなることでやる気が起きずに

抑うつ状態になってしまうのです。

これらの脳内物質は、分泌されることでストレスへの耐性を高めたり

ストレスを解消したり、意欲を掻き立てる作用があるので

抑うつ状態によってやる気がそがれている状態では

これらの脳内物質の分泌を正常に行える状態を目指すことが重要です。

ストレスと脳内物質を意識してやる気を回復

セルフヘルプ

人間が受けるストレスとなる原因、ストレッサーは人によってさまざまです。

睡眠が不足していたり、食事に問題があったり、運動を行う習慣が無かったり

あるいは、ストレスが大きすぎる、という事も考えられます。

これらの生活習慣の改善と、ストレッサーに対する対策をしっかりを行う事で

抑うつ状態を緩和し、やる気をある程度取り戻すことができる可能性があります。

睡眠・食事・運動・入浴・ストレス解消、いずれも抑うつ状態を改善するために

重要なファクターとなります。

しっかりと質の高い睡眠と栄養バランスの取れた食事、適度な運動や

シャワーではなく浴槽に浸かり入浴するなど、生活習慣を改善することで

ストレスに耐性がある身体になり、先に述べた脳内物質を分泌させやすい

状態に持って行くことが可能になります。

また、休養する時間が取れないという人は、家事の手を休める工夫をしたり

場合によっては休職(休学)や退職(退学)が抑うつ状態を改善させ

やる気もとい、生きるための活力を回復させるきっかけになるでしょう。

生活を一変させるきっかけになりかねない部分は、自分だけで判断せずに

家族や医師との相談で決めるようにしましょう。

ちょっとしたやる気の出し方

きっかけ4

睡眠や食事、というのはやる気を出すきっかけというよりは

どちらかというと回復や防止、としての効果があります。

やる気を出す、となれば運動によってセロトニンの分泌を促したり

簡単な仕事を片付けて成功体験を積むことでドーパミンを分泌させたりする

というのが具体的な方法でしょう。

男性ホルモンのテストステロンを分泌させる筋力トレーニングを行うことでも

やる気を掻き立てるきっかけとなりますが、やる気を出す、となると

自発的な行動が必要となるでしょう。

抑うつ状態で、今は自発的に動くのは難しい、という人は

先ずは睡眠と食事の面から生活習慣を見直し、栄養補給と休養で

脳内物質の原料をしっかり摂取し、分泌できる身体を目指しましょう。

抑うつ状態の段階では、取り上げてきた改善法を実践するだけで

やる気を十分に取り戻せることが期待できます。