介護のストレスで介護うつになる人も少なくありません。

両親の介護が必要なために仕事を辞めて専念する人や、経済的な理由で介護施設や

訪問介護などのサービスを受けられない人など様々な理由で介護からのストレスを

受け続けている人がいます。

また、介護職に就いている人は相手を選べない事や、自分の仕事と給与が見合っていない

という事など、社会人としての立ち回りもストレスの要因になります。




介護をする人が受ける心身のストレス

介護

1.肉体的な疲労

両親の介護が必要だから自分が介護をする、という人は大体の人が

成人として精神的に成長しているものの、体力が低下し始めている人です。

介護は周りの人のサポートや訪問介護を利用しない限り、365日継続して行わなければ

ならないので、体力・気力が必要となるのです。

自分が体調を崩していても、介護が必要な人は毎日お世話をしなければならないので

中々思い通りの生活を続けられずに、ストレスが溜まっていくことが多くなるでしょう。

介護職に就いている人も、入浴介助や排泄介助、食事介助などの仕事が多く課せられることも

珍しくないので、若い人でも精神的な疲労と同時に

肉体的な疲労が蓄積することは多々あります。

それでも、社会人として仕事への責任を放棄するわけにもいかないので

仕事を選べるわけでもなく、膨大な仕事量をこなし続ける人もいます。

もちろん、そのストレスが原因で介護うつにかかる人も珍しくはないのです。

2.精神的なストレス

介護を続けていても症状が回復するかどうかはわかりません。

先の見えない介護を続けて将来に不安を抱えるのも

経済的な理由でいつまで満足に介護が続けられるかなど

常に不安やストレスが付きまとうのも介護を続ける人の問題として挙げられるでしょう。

家庭で介護を続ける人も介護職に就いている人も、介護される人から

感謝の言葉をもらうならまだしも、理不尽な罵声を浴びせられたりすることもあります。

肉体的な疲労と合わせて精神的にもダメージを負う事があれば、介護うつにかかる人が

出てくるのも当然と言わざるを得ないでしょう。

介護うつもうつ病と似た対処法

介護2

介護うつによるストレスを感じ始めたら、まずは生活習慣から見直しましょう。

うつ病はいくら抗うつ薬や電気治療を行っても、結局のところ生活習慣を正さなければ

治療も遅れますし、寛解した後も再発など苦労することが多くあるからです。

1.睡眠時間を確保する

睡眠時間が6時間に満たない人というのは、結局のところ徹夜をしている人と

集中力や処理能力がそう変わらない、という実験データが発表されました。

生まれつき睡眠時間が短いという人以外は、しっかりと睡眠の時間を確保するように

しないとストレスへの抵抗力も弱まり、介護うつにかかるかリスクが高まるようです。

2.相談相手を用意

介護にかかわるストレスも、相当強力なストレスになる場合があります。

その時には周りの家族や友人、同僚に相談したり、カウンセラーなど専門家を利用するのも

選択肢に加えるようにしましょう。

3.自分の身を守ることも考える

介護する人の身の安全も大事ですが、自分の身を守ることも考えるようにしましょう。

周りに協力してくれそうな人がいるときは週に何日か自分が休む日を設けたり

介護職の人は、もうダメだと思い始めたら休職や退職を考えたりと

自分がストレスで介護うつにかかり、身体や精神を

壊してしまわないようにするのも大事なことです。