葉酸と言う栄養の摂取がうつ病の予防に有効であることはご存知ですか。

そもそも、葉酸という栄養に着目して生活をしている人は、そう多くはないかもしれません。

なんとなく、どんな食べ物に入っているかは想像できるけど・・・という人もいるでしょう。

普段から葉酸の摂取を心がけていると、葉酸のメンタルサポート効果が得られます。

うつ病の改善には、トリプトファンやフェニルアラニンなどのアミノ酸の摂取も大事ですが

葉酸の摂取も心がけるようにしましょう。




葉酸のうつ病改善効果とは

葉酸

葉酸にはその人に気分を落ち着かせ、神経機能のシステムを保護する効果があります。

たんぱく質やDNAの合成にも関与していますので

人間が生命活動を行うために必須となる栄養素であることは間違いがありません。

また、葉酸には抗うつ薬の効果を引き上げる作用があると言われています。

葉酸の研究について、次のようなデータが取れています。

抗うつ薬のみの治療のグループと、抗うつ薬と葉酸の摂取を同時に行ったグループで

どちらが抑うつ状態の改善が見られたか、という実験で前者の抗うつ薬のみのグループは6割

抗うつ薬と葉酸の摂取を同時に行ったグループは9割に改善傾向が見られたという

結果が発表されています。

さらに、うつ病の人の食生活を調べてみたところ、8割の人が普段から葉酸の摂取が

十分でない事も調べられています。

葉酸の摂取で気分を安定させ、抗うつ薬の効き目を高めてくれるのであれば

予防の意味でも、治療中の人にも摂取を勧めるべき栄養なのです。

その他の葉酸の効果

葉酸2

新陳代謝を正常にしたり、人間の身体の成長に必要な細胞分裂を行う際に葉酸が必要です。

また、血液の赤血球を生成する際にも必要になるので

葉酸の摂取がそのまま貧血予防にもなります。

その際には、ビタミンB₆・ビタミンB₁₂・ビタミンCと一緒に摂るようにしましょう。

どんな食べ物に含まれているか

葉酸3

基葉本的に緑黄色野菜、特に濃い緑色をしている野菜にはほとんどに含まれています。

特にお勧めなのはレバー・納豆・ブロッコリー・アボカドなどです。

いずれも葉酸が豊富に含まれている食材で、ミネラルやビタミンA、脳に良い脂質など

酸以外にもうつ病を改善させる栄養が詰まっている食材です。

特にレバーには100g当たり1,000μgと、1日の推奨摂取量240μgと比較すると

1日に約25gの摂取で事足りるほどの豊富さがあります。

その他の納豆・ブロッコリー・アボカドでは100g当たり80~120μg程の含有量です。

葉酸のサプリメントの方が効果的?

葉酸4

上記の葉酸が豊富に含まれている食材には、もちろん天然由来の葉酸が含まれています。

しかし、うつ病の改善にはサプリメント等の合成葉酸の方が効果が出ると考えられています。

天然由来の葉酸よりも、合成葉酸の方が吸収率が高いという特徴があり

抗うつ薬の効果を引き上げるのも、合成葉酸が含まれる葉酸サプリメントの方が

うつ病改善効果が引き出されると評価されることもあります。

葉酸のサプリメントは、うつ病の人だけでなく妊娠している人用にも作られていて

1個当たりの含有量が1日の推奨摂取量を超えている場合もありますが

サプリメントを利用するのも有効な選択肢と言えるでしょう。