老人性うつ病という言葉が増えてきた通り

うつ病は中年の方も若い世代の方も全世代に一定数います。

老人性うつ病の人への接し方は、従来のうつ病の人への接し方とは少し違う部分があり

身の回りの世話をする人は、その特徴を捉えていると

改善が早まるようになる可能性があります。




休ませすぎず行動させるように促す

老人性うつ病2

うつ病の治療法は、薬物治療、認知行動療法に加えて、休息というのが原則にあります。

これは老人性うつ病も例外ではありません。

しかし、普通に生活していくうえでも加齢による体力の低下や気力の低下を

防ぐために、休ませすぎず何か活動をさせるよう促すのも、接し方の一つです。

行動を起こさせることで、体力と気力を養い、うつ病や認知症を改善させるのも

手段の一つで、脳のあらゆる症状を防ぐために介護するのではなく

一人暮らしをさせる家庭があるのも、その理由と言えます。

例えば、ペットに犬を飼っていたら散歩に行かせて運動能力を衰えさせない事や

地域のコミュニティに参加して、自分の趣味を見つけたり、新しい友人と交流したりと

従来のうつ病の治療としても有効ですし、老人性うつ病という観点でも

休ませすぎずに活動を促すように、接し方を考えるのは有効な選択肢でしょう。

家族で一緒に活動するのも有効

老人性うつ病3

もちろん、本人の努力で友人を探すのも大事なことですが、老人性うつ病の間は

家族がサポートすることも大事なことです。

自分の運動不足も兼ねて、一緒に散歩をするようにしたり

将棋や囲碁など娯楽に興じるのも、老人性うつ病を改善させるのに役立ちます。

一緒に楽しめる何かがあれば、生きがいにもなり、そのために体力を強化しようとしたり

勉強を始めてみようとするなど、肉体的にも精神的にもプラスの方向に働く生活に

切り替わるきっかけとなります。

ただ、無理のない範囲というのが重要

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とはいえ、若い時と比べて体力が衰え、そこからまた体力を取り戻したり伸ばしたりするのは

中々難しいというのが現実です。

うつ病の間は休むべき時は休むのが原則ですから、常に行動を起こさせようとする接し方では

かえってストレスになってしまいます。

何を持って本人の生きがいにさせたり、自信にさせるかは相談しながら決めていくように

今後の接し方を考えていくのも必要になるでしょう。

また、老人性うつ病は患者が年齢を重ねて、人生経験が豊富な人間であることから

ストレスへの耐性が高かったり、身体の不調は年のせいと割り切ってしまう事から

知らず知らずのうちに老人性うつ病になっていた、ということも考えられます。

本人への接し方として考えるのは、うつ病の症状がひどい時や調子を崩している時は

休ませて栄養をしっかり取らせるようにする、元気があり余裕を感じるときは

活動を起こさせるように働きかける接し方と、切り替えるようにすると

老人性うつ病の改善につながるでしょう。