イライラした時や気分転換の時にたばこを吸う人がいますが

身体にも精神にも良いとは言えません。

頭ではたばこは身体に悪いとわかっていても、中々禁煙に踏み切れない人もいるでしょう。

うつ病患者の中にも喫煙者がいますが、禁煙を成功させることでも

うつ病を改善させる効果が期待されているのです。




たばこの依存症の正体

たばこ

たばこは吸った瞬間は集中力が増したり、快感を得られるもので

ストレス解消にもなるでしょう。

短期的に見れば優れたストレス解消グッズと言っても過言ではありません。

しかし、長期的に見れば身体的にも精神的にも悪影響を及ぼします。

それは、ご存知の通りニコチンという依存性の強い成分がたばこに含まれているからです。

短期的に見れば、快楽物質のドーパミンが分泌されて快楽を感じられますが

たばこを習慣化するとニコチンに対して身体が耐性を作り

少ない量では満足できなくなります。

それに、一度耐性が出来上がり、ニコチンの効果が得られにくくなると

ニコチン中毒になり、離脱症状が出てしまいます。

この離脱症状がうつ病に悪影響を及ぼすので、禁煙が推奨されているのです。

離脱症状が大変

アンガーマネジメント

ニコチンに対して耐性が出来上がってしまい、たばこを数量が増えていけば

耐性がどんどん強くなるどころか、ニコチンを常に摂取しないと苦しい状態が続きます。

この離脱症状として挙げられるのは、イライラや不安、焦燥感に駆られたりするなど

交感神経を優位にするような行動が続きます。

そうなると常に体は緊張状態になり、体力と気力の消耗が激しくなります。

こうなるとストレスが溜まりやすい身体になり、うつ病の原因としても考えられ始めます。

禁煙を始めてニコチンの離脱症状を抑えることで

うつ病のリスク向上や悪化を防ぐことが可能になります。

禁煙を行うと不安、抑うつ、ストレスなどすべて改善した、という研究結果が

2014年の海外の大学で発表もされています。

ニコチン離脱症状はうつ病を悪化させる影響が強く、禁煙をすれば精神的な不調が

ほとんどが改善されるようです。

医師との協力が必要不可欠

休職復職3

とはいえ、うつ病の状態だったり精神的に苦しい状態が続いている時に

自分の力で禁煙を始めようとしても、帰って精神的に苦しくなる場合があります。

うつ病と禁煙を同時に診ることができる精神科での受診が、どちらも改善できる

選択肢として優秀でしょう。

禁煙の初めは離脱症状に苦しむ場合が多いので、予め抗うつ薬禁煙補助薬

処方してもらい、その後徐々に体を慣らしていくようにするのが禁煙のやり方です。

時には1本だけ吸っても大丈夫では、と考えることもあるかもしれませんが

自分の身体の為だけでなく、周りの人の為でもある事を自覚しましょう。

しかし、禁煙を成功させるためには固い意志が必要になるでしょう。