抑うつ状態は医師によっては、うつ病とまではいかなくても

今後うつ病になる可能性があると判断した場合の診断名として使われることがあります。

うつ病の前段階として、捉えられているという事です。

しかし、仕事にしろ自分の事にしろ、抑うつ状態による焦りが続けば

うつ病のリスクは上がっていく一方になるでしょう。

うつ病発症を防ぐためにも、焦りという状態に対策をする必要があります。




焦りは全身の緊張、心身の疲労を招く

抑うつ焦り

焦りの状態とは、交感神経が活発に働いている状態です。

自らの環境や置かれている立場や時間が原因で、問題を解決しようと

緊張状態を作りだし、パフォーマンスを向上させようとする働きとも言えるでしょう。

交感神経を活発にすることで、集中力や瞬発力が高まるようになります。

焦りの状態はこういったメリットもありますが

抑うつ状態の人の場合はデメリットの方が影響力が強いでしょう。

焦りにより交感神経が活発になると、全身の血流量が増え筋肉が緊張するので

家で休んでリラックスしている時や、平常時に比べて体力の消耗が激しいのです。

そのため、交感神経ばかり使われている状態が続く、ストレスフルな状態や

怒りやイライラの感情を防がなければどんどん疲労が蓄積されていきます。

そうなると人間の身体はその蓄積した疲労を回復させようと

副交感神経を活発にし休める間は休息効果を高めようとしますが

これが恒常的に続くと自律神経のどちらも酷使されることで機能が落ちてしまいます。

こうなると、脳がオーバーヒートを起こしたかのように抑うつ状態から

うつ病になってしまう、という流れが考えられてしまうのです。

休養中も焦りは悪化の原因に

子供

精神科などの医療機関で渡される診断書の症状としても、抑うつ状態は用いられます。

うつ病ではなく抑うつ状態の診断書によって、休職することも可能です。

休職している間は心身の回復を図るべきですが、この間も早く仕事に復帰しなくては、や

家族に迷惑はかけていられない、などと焦りの感情があっては回復のための時間は

長くなり、むしろ悪化する場合もあります。

医師から「あなたは抑うつ状態なので休職してしばらく休んでください」と言われたなら

骨折や内臓の病気のように、その指示に従わなければならないと考えてください。

早く仕事に復帰したいという欲求があるなら、焦りの感情とどう付き合うかを

どういう対策を取らなければならないかをしっかり考えるようにしましょう。

抑うつ状態は、うつ病と比べても症状はまだ重くなっていない場合が多く

治療にかかる時間も、比較的短い時間で済むので

だからこそ焦りを防いでじっくり治していくようにしましょう。

焦りは気づきから防ぐ

成功強要

今、この記事を読んでいる人へ、少し全身の筋肉を脱力させてみてください。

自分でも気づかない内に、身体のどこかに力が入っていたりしませんか?

この記事を書いている私も、常に脱力した状態が続いているわけではありません。

焦りの感情が交感神経を刺激し、筋肉を緊張させ疲労を溜めているので

常に脱力した状態を心がけるようにすると、焦りの感情も抑えられるでしょう。

時間に追われたり、イライラしている状態が続いている人も、一度頭の中で

STOPという文字を思い浮かべて、3秒間何も考えないようにしましょう。

落ち着きを取り戻し、気持ちを切り替えやすくなるので

抑うつ状態による焦りの感情にも効果があります。