うつ病でもそうでなくとも1日の内に軽い物でも運動を行う事は健康を保つ上で重要です。

うつ病を治療するためにはウォーキングなどの軽い運動を行う事が

一説には抗うつ薬にも匹敵するほどの抗うつ効果があると言われています。

有酸素運動で体力強化やストレス解消、ダイエット効果もある

ウォーキングの重要性について触れていきます。




ウォーキングで得るものは意外と多い

ウォーキング

1.運動によるストレス解消

人間の身体は運動を行う事でストレスを解消させることができるようになっています。

特にウォーキングのように一定のリズムで身体を動かすような運動が効果的です。

これは一定のリズムの運動をすることで、脳ではセロトニンがよく分泌されるためです。

セロトニンが分泌されるとストレスを抑えたり、精神を安定させることができます。

うつ病の人は普通の人よりもセロトニンの分泌量が少ない傾向にあるので

ウォーキングによってセロトニンの分泌を促進させると、抑うつ状態の解消に役立ちます。

2.体力強化の一環

うつ病の人は体力・気力共に元気だったころより充実せず

家から出ることもできない人も少なくはありません。

休職・休学中に家から出ずにろくに運動も行わなければ、体力も衰える一方です。

もし、投薬治療や認知行動療法でうつ病を治すことができたとしても

以前よりも落ちた体力では満足に元の生活を送ることは難しいでしょう。

ウォーキング程度の軽い運動でも体力を強化することは可能なので

治療と同時に体力強化の一環として生活に取り入れることが重要です。

3.血流量がアップ

運動を行う事で心臓や筋肉が活発に使われるようになるので

必然的に脳への血流量も通常よりも増加します。

脳への血流量が増えれば、脳の隅々にまでブドウ糖や脳内物質を送ることが

できるようになるので、これもうつ病を改善させる上でメリットに挙げられます。

もちろん、全身へ血液を十分に行き巡らせることもできるようになるので

全身へ効率よく栄養を届けられるようにもなります。

4.体温上昇で得られる効果

うつ病に人は普通の人に比べて平常時の体温が低い傾向にあります。

体温が低いままだと免疫力が低下し、ストレスへの抵抗力も衰えます。

ウォーキングを継続して行う事で体温を効率よく上昇させることができるので

一度行っただけで得られる一時的な効果ではなく

平常時の体温を上げることにもつながります。

5.ダイエット効果

ウォーキングは代表的な有酸素運動の一つとも言えるでしょう。

有酸素運動を行う事で効率よく体内の脂肪を燃焼させることができるので

ダイエット効果も期待できます。

うつ病の間は運動を行いにくく、食べ物も炭水化物や糖分に偏りがちになる傾向にあるので

体重が増加してしまう人も多くいるでしょう。

元の生活に戻るためにもダイエットの一環としてウォーキングを取り入れて

身体への負担を減らすことも、体力強化の一種と言えるでしょう。

朝に行うのがおすすめ

ラジオ体操

ウォーキングは日差しを浴びながら行える朝に行うのがおすすめです。

朝に目が覚めて夜暗くなったら眠るという人間本来の生活リズムに戻しやすくなるためです。

うつ病に人は寝る時間になっても目が冴えたままで眠くない、という状態になりがちです。

これを避けるために朝に日差しを浴びて体内時計と一度リセットするのが重要です。

朝に十分に日差しを浴びながらウォーキングをすることで

夜に睡眠ホルモンが良く分泌されるようになります。

朝の日差しとウォーキングが睡眠障害の改善にも役立つので、朝に行うのがおすすめです。

張り切り過ぎるのもNG

高齢者

ウォーキングは確かにうつ病を改善させるのに素晴らしい効果を発揮します。

しかし、体力や気力が充実せずベッドから抜け出すのもつらい人は無理をしないでください。

1.義務感を持たない

今日から1日10,000歩を目標に始めるぞ、と義務感を持つようにするのは避けましょう。

今日は雨だからできなかった、治療から一歩遠ざかったと考えるのはあまりよくありません。

まあ、できなくても仕方ないか、と言えるくらいの気構えでのんびりやるのがポイントです。

2.体力気力と相談

ウォーキング以外にも通院など外に出る機会があれば

体力も気力もいくらか消耗されるものです。

1日として同じコンディションはありえないのですから

ウォーキングに出る体力・気力が無ければその日は休むようにしましょう。

毎日行わなくても晴れの日はできるだけ歩く、週に2日~3日はできるようにするなど

義務感を持たずにウォーキングをしようかなと気が向いた時に行うようにしましょう。