インド発祥の食べ物でありながら、日本の国民食とまで言われるほどに

広く伝播した料理、カレー

うつ病の改善にもカレーを食べることが効果的、という記述を書籍・インターネット上で

見ますが、市販で販売されているレトルト・固形カレールーから作られるカレーよりも

効果的なカレーがあるのはご存知ですか?




まず普通のカレーの効果

カレー

1.カレーにセロトニンが含まれているのではない

カレーにはセロトニンが含まれているから、食べると幸福感が感じられる、ではありません。

カレーに含まれているお肉などたんぱく質が豊富に含まれている具材から

トリプトファンというセロトニンの原料になるアミノ酸を摂取しているのが1つの原因です。

カレーからトリプトファン、ビタミンB₆、ミネラルと炭水化物を摂っていることで

セロトニンが体内で合成されるようになるので、カレー自体に

セロトニンが入っているというのは間違った認識です。

また、セロトニンは腸内に全体の9割が貯蔵されているので

腸が冷えている状態だと正常に分泌されにくくなります。

カレーの熱さとスパイスの働きで腸が温められ元気になるので

セロトニンが通常通り分泌されるようになる、というのも原因の1つです。

2.スパイスの力がちょっと

レトルトカレーの中でもちょっとエスニックで値段が張るもの以外の

一般的なカレーには含まれているスパイスの量がそれほど多くありません。

それに、普通のカレーでは小麦粉・脂肪分が多く使われているので美味しく食べられますが

スパイスの力を実感するためにはあまり向いていないカレーと言えてしまいます。

ウコンを原料としたカレーのスパイス、ターメリックにはクルクミンという成分がありますが

普通のカレーよりもエスニックでスパイシーなカレーの方が効果的なので

自分でカレーターメリックを加えるなどちょっと工夫を凝らす必要があります。

スープカレー・薬膳カレーの方が効果的

カレー2

同じカレーの中でもスープカレー薬膳カレーの方がうつ病改善に役立つと言えるでしょう。

1.スパイスの力が実感できる

スープカレー薬膳カレーは普通のカレーよりも使われているスパイスの量が多く

ターメリックはもちろん、クミン・カルダモン・コリアンダー・ブラックペッパーなど

使われている種類も豊富です。

ターメリックに含まれるクルクミンは脳機能を活性化させる力があり

うつ病だけでなく認知症を予防する効果も含まれています。

クルクミンは肝機能を向上させる作用もあるので、お酒を良く飲んでいた人にも効果的です。

その他の香辛料も食欲を増進させたり、消化機能を向上させたり

体温を高め代謝機能を向上させるので、エネルギーを効率よく取り込み、消費できます。

スパイスがしっかり使われたカレーは、腸に行き届くと腸をしっかりと暖められるので

身体がセロトニンの分泌をしっかりと行うようになり、幸福感を感じられるだけでなく

ストレス解消にも効果があります。

2.カロリーが控え目

市販のカレールーから作ったカレーやレトルトのカレーは、スープカレー薬膳カレー

比べて、美味しさのために小麦粉や脂肪分を加えているのでカロリーが高めになります。

普通のカレーでは7~800kcalと結構カロリーが高めですが、スープカレーではその7~8割程

薬膳カレーではご飯込みで500kcal程度になるほどカロリーが控え目なので

食習慣の改善や、カロリー制限もしやすい食べ物と言えます。