水分補給を心がけている人とそうでない人では身体の調子が変わってきます。

食事からも水分は確かに得られますが、それ以外にも普段から水分を補給するように

心がけることで、うつ病の症状を改善したり予防したりすることができます。




血糖値の上昇下降に深く関係する水分

水分

人間の身体は水分の不足を感じると糖分を欲するような仕組みになっています。

砂糖を使ったお菓子やご飯などの主食を食べることで、糖分の摂取が可能になります。

しかし、糖分を摂取し続けると血糖値が上がりっぱなしになってしまうので

人間の身体には血糖値を下げるインスリンという物質を分泌する機能が備わっています。

インスリンを分泌して血糖値をコントロールしようとするのは良いのですが

糖分の摂り方や量を過度にしてしまうと、インスリンも大量に分泌されてしまいます。

そして今度は血糖値が下がり過ぎてしまう事態になり、血糖値が乱高下することになります。

この血糖値の乱高下がうつ病の症状である抑うつ状態や、イライラの原因になります。

なので、水分を適度に補給し、血糖値の乱高下を防ぐことが

うつ病の症状の解消に役立つケースが存在します。

水分の摂取で老廃物を排出し、代謝を高める

水分2

身体にたまった老廃物を排出するのにも水分が必要です。

発汗・排泄などで老廃物を外へ出すことで代謝が高まるので

エネルギーの消費が行われ、身体にたまった糖分を消費しやすくなります。

代謝機能を高めることでも血糖値のバランスを自然に取ることもできます。

血糖値のバランスを保つことでうつ病の症状、抑うつ状態を防ぎ、イライラしづらくなるので

うつ病の予防・改善効果があると言えます。

うつ病の改善に重要な脳内物質も水分が必要

水分3

私たちの身体はほとんどが水分で構成されています。

その中でも脳細胞水分の比率が8割を超えるので、水分の補給が必要不可欠なのです。

精神状態を正常に保つセロトニンなどの脳内物質も、体内での合成には水分が必要です。

いくらセロトニンの原料となるトリプトファンやその他の有効成分を吸収しても

水分が体内に十分に蓄積されていなければ、合成の効率は落ちてしまいます。

セロトニンが合成されずに不足した状態が続けば、精神状態が不安定になるので

うつ病の人も抑うつ状態が進行し、ストレスが増えて更に悪化する可能性があります。

適度に水分補給することが、肉体と精神のどちらにも重要な要因になるのです。

1日に2ℓ、食事中は避ける

水分4

健康のためには食事から得られる水分の他に1日に2ℓの水を飲むと良いとされています。

飲むタイミングは朝目が覚めた時、運動を行う前・後、入浴前後、就寝前などありますが

避けるべきタイミングがあります。

水分の摂取を避けるべきタイミングは、食事中です。

食事中は消化器官が活発に働き、胃では胃液の分泌が行われています。

水分の摂取を行うと胃液の濃度が薄くなり、消化効率が落ちて、代謝しづらくなります。

また、水分は糖を含んだ食べ物と結びつくので、糖の吸収が早まります。

そうなると血糖値が上昇しやすくなり、乱高下が起きやすくなるので

うつ病の人には特に避けてもらいたいタイミングです。

飲むとすれば食前が良いでしょう。

食前に水分を補給することで血糖値の乱高下を避けることができますし

空腹感を感じにくくなるので、うつ病で摂食障害を持っている人には特にお勧めです。