日本人の朝食のお供として広く食べられている納豆

健康維持のために有効な成分、栄養がたっぷり入っていることから昼でも夜でも

1つ食べれば手軽に栄養を補給できます。

納豆豆腐豆乳と同様に大豆から作られた食品で、その高い栄養価や

納豆だけに含まれている有効成分から、うつ病の予防・改善に効果的な食材と言われます。

安価な物であれば1パック当たり40円もかからないというのも魅力の一つと言えます。




うつ病改善という観点から見た納豆のパワー

納豆

1.トリプトファンの含有量が非常に高い

トリプトファンはアミノ酸の一種で、脳内物質セロトニンを生成するのに必要な成分です。

セロトニンは幸福感を人間に感じさせたり、心を落ち着かせる働きがあり

うつ病の人には不足したり、正常に働かなくなりがちな神経伝達物質の一つです。

納豆に含まれるトリプトファンの含有量は100g当たり200mg以上とかなり豊富で

バナナに換算すると20本分、牛乳に換算すると500ml相当と含有量が多いのです。

うつ病を改善させるために推奨されるトリプトファンの摂取量は1,000mg/1日なので

納豆1パック食べるだけでもかなりのウェイトを占めます。

2.納豆のネバネバはムチンという食物繊維

納豆と言えばネバネバとした食感ですが、このネバネバとした部分は

ムチンと呼ばれる水溶性食物繊維の一つなのです。

納豆を食べて消化器官に入ることで、ぬるぬるとしたムチンが腸内をきれいにし

食欲を増進させるきっかけになるので、摂食障害、拒食症の人にもお勧めの食材です。

うつ病を改善させるためには腸内環境も気にかける必要があるので

納豆などの食物繊維が豊富な食べ物も取り入れることが肝要です。

3.ナットウキナーゼという納豆だけの酵素

納豆には納豆固有の酵素、ナットウキナーゼという酵素が含まれています。

このナットウキナーゼは血液をサラサラにし、血栓(血液中の血の塊)を溶かす作用が

あるので、全身の血液のめぐりが良くなることから代謝・体温が向上し

冷え症も改善されることが期待できます。

人間の身体は寝る前が一番血液がどろどろになりやすいので、夜に納豆を食べるようにすると

高脂血症や高血圧の予防になります。

納豆を食べるにあたっての注意点

納豆2

納豆は確かに栄養も豊富で、ビタミン、ミネラル、大豆イソフラボンなどの成分も

含まれているのですが、注意するポイントがあります。

1.プリン体が多い食品

あまり気にするポイントではないかもしれませんが、納豆は1パック(50g当たり)の

プリン体が50mg以上で、1日の上限400mgを考えるとそこそこのウェイトを占めます。

1日に1~2パックくらいならほとんど問題がありませんが、一緒に食べる食材によっては

プリン体の過剰摂取による痛風にかかる可能性があります。

2.セレンの過剰摂取の可能性

納豆にはミネラルのセレンが豊富に含まれていて、がんを予防する働きや細胞の老化を防ぐ

作用がありますが、摂取しすぎると嘔吐や肝臓機能の低下の原因になることがあります。

納豆単体で1日2パック程度なら大丈夫ですが、それ以上の摂取はお勧めできません。