私たち人間の身体には神経と呼ばれる身体の機能を統率し、信号を送り出す器官があります。

神経には手や足を動かし、人間の意思で自由に動かせる体性神経

心臓を動かしたり、代謝を促したりする自分の意思では制御できない自律神経があります。

この自律神経が正常に働かなくなることが原因で、うつ病を発症する場合もあります。




自律神経は交感神経と副交感神経の2種類

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自律神経には交感神経副交感神経の2種類があります。

人間の身体は走ったり重い物を持ち上げたりする重労働を行うと興奮状態になり

心拍数が早くなる、発汗するようになる、筋肉が緊張して俊敏に動けるようになるなど

一種の戦闘モードに切り替わります。

この時に活発に働いているのが交感神経です。

副交感神経交感神経とは異なる働きをします。

食事を摂っている時、身体を休ませている時、お風呂に入ってリラックスしている時や

眠っている時に活発に働くのが副交感神経です。

副交感神経が働いていると、食べ物を食べている時は消化機能を向上させたり

休んでいる時は心拍数を抑えて休息効果を高めます。

自律神経が乱れる、とは

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身体を活発に動かす交感神経と、身体をゆったりとした状態に持ち込む副交感神経

相反するリズムで働きます。

交感神経が目覚めと共に活発に働きだし、12時頃をピークに

24時には最も働きが鈍くなります。

副交感神経はこの逆で、12時くらいから働きが活発になっていき

24時には最も働きが強くなります。

これは昔からの人間の慣習で日が昇って朝を迎えたら目が覚めて、日が沈んだ後に

当たりが暗くなったら眠りにつく、という生活リズムを刻んでいたからです。

しかし、いまでは電気の光で夜でも明るい状態が続いたり、家ではテレビやパソコンなど

強い光を出す機器を夜でもずっと使っていることから、身体がまだ明るい状態なのか?と

混乱してしまう事などから、自律神経のリズムが狂ってしまいます。

ストレスも自律神経を乱す原因に

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この自律神経はストレスを受けることが原因で乱れることもあります。

例えば、あなたが会社や学校で怒鳴られたり、叱責を受けることがあったとしましょう。

その時、血の気がサーッと引いたり、カッと怒りを覚えたり、身体が震えるなどの

経験をしたことがありませんか?

あれは人間の身体が「今は命の危険!」と感知して、瞬時に交感神経を活発にさせ

防衛反応として戦闘モードに入らせようと働くからなのです。

本来夜には交感神経の働きが鈍くなってきているのに、ストレスを受けることで交感神経

無理やり刺激してしまうことで、すぐに眠れなかったり身体が緊張した状態になったりと

リズムが狂ってしまうのです。

うつ病の原因になるのはなぜか

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本来副交感神経が活発に働いている時に、交感神経がストレスで急激に刺激されると

それだけ心身にダメージを負うので、副交感神経が頑張らなければならなくなります。

しかし、副交感神経も永久機関ではありませんので、酷使することで

だんだんと機能が低下していってしまいます。

その結果、交感神経を満足に働かせられなくなるほどに体力を回復させられなくなり

どちらの機能もダウンしてしまうことで、自律神経が壊れてしまいます。

こうなると人間の身体はボロボロの状態で、やる気が出なくなったり

満足に食事を摂れなくなったり、歩いたり座っていたりするだけでも全身が痛かったりと

うつ病の症状、抑うつ状態睡眠障害身体の痛み摂食障害を引き起こすことになります。

生活習慣を見直すことで自律神経のリズムを正常に近づけることができるので

うつ病の予防・改善になる生活習慣5つも合わせて見てみてください。