今若い世代に多く発症していると言われる新型うつ病は、従来のうつ病と異なり

ストレスや喪失感からではなく、首の不調首のこりが理由であるという考え方もあります。

首の筋肉に異常が起きると、自律神経失調症や頭痛、めまいなどが症状として出てしまい

人間の身体には様々な不定愁訴が発生し、それが原因でうつ病の症状が出ることもあります。




首の筋肉の異常は頚筋性うつ病の原因に

首の筋肉

首のこりや不調、筋肉の異常から自律神経失調症などを起こす疾患を

頚性神経筋症候群と言い、これが原因で起こるうつ症状を頚筋性うつ病と言います。

近年になって生活に取り込まれたパソコンを使ったデスクワーク、テレビゲームや

スマートフォンを使用するときの姿勢が首に負担がかかる事から発症するスマホうつなどが

この頚筋性うつ病の原因になります。

首が支える人間の頭の重さは体重の約1割と言われ、普通の人でも約5kgくらいはあります。

ボウリングの球(約11ポンド)とそれほど変わりのない重さの頭を支える首は

スマートフォンのように頭を下げて見る、という姿勢を取るだけでその3倍近くの負担

首にかかるので、悪い姿勢が身についている人ほど頚筋性うつ病になる傾向にあります。

首は脳の一部

首のこり

そんなに首のこりが首の不調が、と言われてもなんで首の不調がうつ病の原因になるか

ピンとこない人の方が多いと思います。

首の筋肉は複雑な構造をしていて、脊髄を保護する頸椎を守る働きをしています。

頸椎から神経根と呼ばれる太い神経が出ていて、自律神経や脳神経を全身に巡らせています。

うつ病の原因や症状として出る自律神経失調症になると、筋肉を緊張させ攻撃モードにする

交感神経や、休息やリラックスするときのモードにする副交感神経の切り替えが

正常に行えない状態になるので、意味もなく疲れやすくなったり、眠りにつこうとしても

目が冴えたままの状態になることがあります。

首の筋肉が異常な状態になると、頸椎にも影響が出て自律神経に悪影響を及ぼします。

そうなると、常に交感神経が強く働き、副交感神経が不活発な状態になるので

イライラしやすくなったり、睡眠障害の原因にもなります。

日ごろから首へ注意を向けることで予防に

休職過ごし方5

例えばパソコンに向かい合っている時間が長い人は、頭を下げて画面を見ないように

目線の高さまで画面を合わせる工夫を施したりすることが、頚筋性うつ病の予防になります。

スマートフォンを使っている人は、スマホうつは睡眠障害とうつ病の原因にで解説している

バンカーリングを使ったり、頭を下げないようにしてスマートフォンを使いましょう。

同リンクで解説しているストレートネック頚筋性うつ病の原因になります。

予防の方法は他にも

・シャワーを浴びるときは首にもしっかりと当てる、お風呂には首まで浸かるようする

・日ごろから首を回したり、ストレッチをする習慣を身に付ける

・首を冷やさないようにマフラーを巻いたり、防寒対策を心がける

など、少し気にかけるようにするだけで大分頚筋性うつ病のリスクを減らすことができます。