従来までのうつ病の人は、不平不満をできるだけもらさずに自分の中に閉じ込めて

事態の解決を図ろうとしますが、新型うつ病の人に対しては接し方を考える必要があります。

新型うつ病の人に対しては、はげましや甘やかしではなく事実を軸にした接し方を

心がけることで、病気の回復のサポートになります。




新型うつ病の人への接し方~種類

きっかけ3

1.支配するタイプ

「そんな企画じゃ通らないし作りも甘い、やり直しだ」

「友達と遊んでばかりじゃいけません、もっと勉強しなさい」

というように、こちらが管理する形でのコミュニケーションが強く出る

支配するタイプでは、人と話をするときに「~しなければいけない」といった

言い回しを良く使います。

このタイプでは客観的な視点と言うよりは物事を主観的に捉えて判断している場合が多く

しばしば押し付けがましく、人を馬鹿にするような態度をとる傾向にあります。

ただし、指導する立場や威厳が必要になる時は

このタイプの接し方が必要になる時もあります。

2.親身に気を使うタイプ

「なんだか上司が疲れて体調も悪そう、栄養ドリンクでも買って渡そうかな」などと

親切心を持って細やかな気遣いを行いつつ人と接するタイプです。

誰が相手でも相手の立場を考え、励ましたり共感したりできますが

新型うつ病の人相手には甘やかし過ぎ、過保護と取られる可能性もあります。

3.感情に任せるタイプ

「やった」「よかった」「これやりたくない」と自分に起こった感情を

そのまま口に出すタイプです。

しっかりと自分の意見を言う事ができるので、○か×かを表現できるのが良い所です。

このタイプは開放的でのびのびとした人間性を持っている人が多く

新型うつ病の人に対しても明るく裏表がない印象を与えやすいです。

4.立ち回りを重視するタイプ

「今日はラーメンでも食べに行こうか」「(本当はごはんがいいけど)うん」

「今日悪いけど残業してくれないかな」「(本当は嫌だけど)わかりました」というように

自分の欲求を抑えて立ち回りに専念するタイプです。

従来型のうつ病にかかる人は、このタイプであることが多く、自分の言いたいことも言えずに

ストレスとして抱え込んでしまいがちです。

5.事実を軸に接するタイプ

「もう13時になりますね、昼でも買いに行きますか」

「現時点での問題を上げると、解決策はA案とC案に分けられますね」というように

冷製に事実に基づいて自分の感情を交えずに淡々と人に接するタイプです。

原因の究明や、物事を多面的に捉えたり、概念にとらわれずデータや事実に忠実に

判断していくので、黙々とした人に多い接し方ですが、新型うつ病の回復の手伝いには

このような接し方が効果的です。

新型うつ病の回避傾向を抑える事実軸タイプ

職場4

新型うつ病の特徴8種類のなかでも説明していますが、新型うつ病の人は

自分の不都合になることはできるだけ避けようとする回避傾向になりがちです。

それを防ぐのが、事実を軸とした接し方でコミュニケーションをとることです。

「これやって」「それはこれに従って進めて」とその人のするべきことを

事務的に伝えることで、回避傾向を抑える効果が発揮され

自分のことは自分でやるように、と姿勢が改善されるからです。

と言っても、冷淡に接するのではなく、淡々と伝えることが大事なので

どちらにしても感情的にならずに、事実を軸とした接し方を貫く心構えが大事です。