うつ病と言えば、抑うつ状態が続き睡眠障害や動作や能率の著しい衰えなどが症状として

挙げられますが、近年になって増えてきている新型うつ病はこの限りではありません。

新型うつ病には新型うつ病の特徴があります。

従来のうつ病がストレスに耐える能力に長ける人が多くかかる傾向が強いのに対し

新型うつ病は比較的小さなストレスで発症しかねない事から、本人の我慢が足りない、や

甘えているだけ、と評されがちですが、本人は苦しい思いをしているのは違いありません。




新型うつ病の特徴8つ

うつ病チェック

1.若い世代に発症することが多い

従来型のうつ病が40代以降の中高年に多く発症する傾向があるのに対し

新型うつ病は2~30代と比較的若い年代の人に多く発症する傾向が強くあります。

研究者によっては新型うつ病の半数以上が2~30代の人、という人もいます。

2.自分がうつ病であると自覚し、進んで受診しに行く

従来のうつ病を抱えた人が、真面目でストレスに強い性格であることが多く

周りに迷惑をかけたくないとうつ病であることを隠そうとします。

そして、周りから精神科への受診を勧められても中々自分が病気であることを

認めようとしない傾向にあります。

一方、新型うつ病にかかった人は、自分にうつ病の症状が出始めているかもしれないと

感じたら、すぐに精神科での受診を行い、専門医の指示に従おうとします。

治療には協力的になり、うつ病の診断が下されたら周囲に自分がうつ病であることを

隠そうとせずに公言する傾向にあります。

3.抑うつ状態にならず、元気な時間がある

抑うつ状態がずっと続き、休日になっても症状が緩和されない日々が続く

従来型うつ病と異なり、新型うつ病は非定型うつ病のように、何か自分に楽しみな予定や

好ましい変化があった時は一気に気分が上向きになったり、趣味には没頭できるなど

新型うつ病の状態でもいくらか元気な状態で動ける時間があります。

4.ルールや締切に対して強いストレス・不安を感じる

締切やルールに対しては、持ち前の責任感や真面目さで何とか乗り切ろうとする

従来型うつ病の人は、それが原因で余計にストレスを抱えて、症状を悪化させてしまいます。

新型うつ病の人は、ルールや締切に対して不安・恐怖を覚え、動悸・発汗・めまいとった

症状として現れる傾向があり、症状が重い場合は呼吸困難やパニック状態を

起こしてしまいます。

5.他責傾向

新型うつ病の人は、自分の失敗やミスを何かと理由をつけて環境や上司のせいに

しようとする傾向にあります。

「仕事が上手くいかないのは自分の能力に合った仕事量を調整しない上司の責任」と

このような考えに陥りがちになります。

真面目で頑張り屋さんな性格の人が多い従来型うつ病の人の場合は自責として

考える傾向が強くあります。

6.嫌なことに対して回避傾向がある

仕事の上でも人間関係の上でも何か自分にとって不都合なことが起きて

責任を取らないといけない時にも、何とかやらずに回避できる行動はないかと

回避行動を探そうとします。

7.抗うつ薬による治療があまり効果的ではない

従来型うつ病は、薬物治療と認知行動療法などで改善され、医師とのカウンセリングで

その後のストレスとの付き合い方を改めることから、回復していきますが

新型うつ病の場合抗うつ薬による薬物治療ではあまり回復が見られない傾向にあります。

8.自分のことが第一

従来型のうつ病の人は周りの人からの期待に応えようとする気質があり、中々NOの一言が

言えずに、自分の意志を貫けないことが多くあります。

新型うつ病の人は、自分ができることできないことをきっちりと分けて

やるかやらないかをしっかりと意思表示できる人が多い傾向にあります。