うつ病になったり、うつ病のリスクが高まっている人は

症状として頭が回らないと感じることが増えてきます。

うつ病は脳の病気で、脳が疲労を抱えてしまっている状態です。

脳が疲れている間は頭が回らない状態になりやすく

いつもできていた仕事や勉強、家事などの活動の

パフォーマンスを低下させ、より疲れやすい状態になります。

最近頭が回らないと感じることが増えてきたのであれば

うつ病のリスクが高まっている状態と認識し、早めに精神科などで

受診することでうつ病を予防することができるかもしれません。




頭が回らない状態と併発する症状

うつ病は脳が疲れ、休息モードに入っている状態とも言えます。

以前までははきはきとしゃべれていたり、てきぱきと作業を

こなせるようになっていたのが、うつ病にかかってしまうと

手が止まったりボーっとしたりすることがあります。

これは脳が身体に回復の命令を下している状態で

あらゆる活動をできるだけ行わずにエネルギーを

セーブしている状態と考えられます。

そのため、頭が回らない状態になるのもうつ病の症状と

判断することができるのです。

頭が回らないと感じることが増えてきて、以下にあげる症状にも

心当たりがあれば、もしかするとうつ病の疑いが

あるかもしれません。

1.心身の疲れやすさを感じる

脳が疲労を感じている状態というのは、精神的にも肉体的にも

全身で疲労を感じている状態です。

仮に1日中横になり、身体を動かさずに大人しくしていて

肉体的な疲労がない状態でも、脳が疲労を感じていることで

なんとなく疲労を感じたり、倦怠感を感じることがあります。

うつ病の人の中にも、肉体は健康そのものの状態としても

うつ病の原因であるストレスによって脳が疲れている状態なら

身体のだるさを感じたり、程度が重ければ起き上がることも

できなくなってしまうレベルです。

最近頭が回らないと感じ始め、慢性的に疲労がたまっていて

休日にしっかり休んでいてもまだなんとなく疲れている

という状態が続けば、精神的な部分で疲れやすい状態に

なっているかもしれません。

この状態はうつ病以外の精神的な症状を抱えるリスクが

高まっている状態なので医療機関での受診をおすすめします。

2.なんとなくイライラしやすい

頭が回らない状態が続き、いつもできていた簡単な作業でも

手間取ってしまったりすることでイライラしやすくなる人も

注意が必要です。

イライラしやすくなる状態は、自律神経のうち交感神経

優位に働いている状態です。

交感神経が優位に働くと、興奮状態になり筋肉に力が入ることで

余計にエネルギーを消費させやすい状態になります。

簡単に言うと心身ともに疲れやすい状態になってしまうのです。

交感神経が優位になると、アドレナリンが放出され

リラックスしにくい状態になる、ということも考えられます。

アドレナリンが放出されると、メンタルを安定させるために

必要となってくるセロトニンドーパミンなどの働きを

邪魔してしまうために、うつ病のリスクが高まってしまうのです。

頭が回らないことが要因となって、イライラしやすくなるのも

うつ病による症状と考えることができます。

3.処理能力・記憶力の低下

簡単な作業や日時を覚えるなどの簡単な作業でも

頭が回らない状態では普段以上に難しくなります。

うつ病によって頭が回らなくなっている人は

新聞を読んでも何度も見返さないと理解できなくなったり

人から「これやって」と言われたことも覚えられないなどの

脳の機能の低下による症状が表れる可能性があります。

うつ病による脳の疲労のため、物忘れが増え

普段よりも忘れっぽいと周りから言われることがあれば

うつ病の症状として記憶力低下という状態が

出てきているのかもしれません。

4.精神的な症状

うつ病の症状の中には抑うつ状態と呼ばれる落ち込んだ状態や

集中力の欠如、やる気が出ない、などの症状があります。

頭が回らない状態にこれらの症状が加わってくると

うつ病の疑いが一気に強まります。

ここ数日くらいその症状が続いている、という人であれば

休息を得ることで改善させることができるかもしれませんが

1ヶ月以上、数ヶ月続いてるとなれば、脳が慢性的な

疲労を抱えている状態で、うつ病の可能性があるかもしれません。

頭が回らない状態になる原因とは

頭が回らない状態とは、脳が疲れている、脳疲労の状態です。

自分の生活を振り返ってみて脳が疲れる生活習慣が

あるかないかを見直して見ましょう。

1.睡眠不足による疲労

脳を休息させるために必要な睡眠が不足している状態では

脳が疲労しやすくなるのは当然で、頭が回らない状態になる

リスクが高まります。

徹夜することが多く、布団の中に入ってもしばらく目が冴えて

なかなか眠りにつくことができない、という状態は危険です。

うつ病の人のほとんどは睡眠障害を抱えていて

睡眠障害が原因でうつ病になることも十分考えられます。

寝起きが悪く、朝なかなか布団から起き上がることができない

という状態と、頭が回らない状態を抱えている人は

うつ病の可能性が十分にあります。

普段から睡眠の量を確保し、質の高い睡眠を心がけるように

することで、頭が回らないという状態を防げるようになります。

2.ストレスを抱えすぎている

適度なストレスは脳を活性化させ、その力を成長させることが

できますが、ストレスが大きくなると当然脳にもダメージを

抱えやすくなり、脳疲労の状態を起こしやすくなります。

最近頭が回らないなと感じることが増えてきたら

適度にストレスを発散できるように運動や趣味に没頭したり

友人と話をしたりすることで、頭が回らない状態を

予防することができます。

3.得る情報量が多すぎる

意外かもしれませんが、私たちはテレビやパソコン

スマートフォンから得ている視覚的な情報、メディアの報道や

ニュース、ネット記事などから得ている情報量が

膨大になっていることから脳疲労を起こし、頭が回らない状態に

なりやすい時代に生きていると言えます。

インターネットサーフィンをしているだけでも

数百年前の人間と比べれば、日常生活で得ている情報量は

100倍以上にもなると言われることもあります。

急激に得る情報が増えても、人間の進化のスピードが追いつかず

現代は情報量が過多になっていることから頭が回らない状態に

なりやすく、脳が疲れやすいと評価することもできます。

人間は視覚から得る情報が大半なので、頭が回らない

感じる人は少しの間目を閉じる習慣を取り入れてみると

いいかもしれません。

適度に脳を休ませることもでき、パフォーマンスの著しい低下を

防ぐ効果も期待できます。

頭が回らない状態にならないための対処法

頭が回らない状態にならないために脳を適度に回復させたり

疲労を溜め込まないようにストレッサーの除去や

ストレス解消法を確立させることが重要です。

頭が回らない状態もうつ病もストレスや不安が原因となり

脳にダメージを抱え込むことを防ぐことが肝要です。

また、うつ病の基本となる睡眠・食事・運動などの

生活習慣の見直しも効果的です。

頭が回らない状態を防ぐために、普段から睡眠時間を気にしたり

栄養バランスを考えたり、ストレス解消のためにも運動を

行う時間を確保するように見直すことが、うつ病予防にもなります。

頭が回らない状態が深刻化している、と感じる人は

精神科や心療内科での受診を早めに行いましょう。

脳が疲れていることから、自分の気分や調子のバランスを

保っている脳内物質のバランスが崩れているかもしれません。

医療機関で処方される抗うつ薬や、副作用の心配が少ない漢方

DHAやEPAが含まれ、脳の活動をサポートするサプリメントなどを

活用することも、頭が回らない状態とうつ病を防ぐ上で

重要な役割を担うことでしょう。