一時的に強いストレスや喪失感を覚えることで抑うつ状態になるのは

普通の人でも考えられる事態ですが、うつ病という病気と診断されるほどに

症状が進んでいる場合、1週間や2週間では治療ができないくらいに厄介な物です。

うつ病を治療するには基本的な治療方針が3つあります。

「休養」「薬物治療」「精神療法」の3つが基本的な治療方針です。

今の所、うつ病治療に効果的な方法はこの3つと考えられ

それ以上に効率的で早期に治す方法はほとんどないとされています。




うつ病治療:基本方針① 休養

涙活3

うつ病の治療のためには医師の指導の下、薬物治療や認知行動療法などの治療が行われますが

基本となるのは十分な休養、静かに身体を休めることです。

社会人であれば仕事の手を止めて休む、主婦の方であれば家事を休むなど

自分の責任から逃げずにやるべきことをこなして然り、という人が多いと思います。

その為に少しくらいストレスが溜まった状態や不調を抱えた状態では

休みを取らずに頑張ってしまいがちですが、精神的にも肉体的にも疲労を蓄積させた状態では

薬物療法や認知行動療法を試してみても改善の見込みはほぼありません。

時と場合によっては一旦仕事から離れるために休職をしたり

家事の負担を減らすために親戚や周りの人に手伝ってもらうようにしなければなりません。

うつ病と診断され医師から休職や入院を命じられた以上は、骨折などの大怪我や

胃潰瘍などの臓器の不調から指示されるのと同じくらい大事(おおごと)なのです。

休む事が悪い事だと考える必要はありません。

「うつ病と診断されたので休養を取らせてもらいます」と「骨折したので入院します」は

医師の指示であるがために、重要度としては同じなのです。

うつ病治療:基本方針② 薬物治療

受診の流れ

薬物治療もうつ病治療のためには必要な要因の一つです。

ちょっと風邪をひいたからともらう抗生物質や、お腹の調子が悪いからともらう薬は

仕様が無いにしても、精神科からもらう薬には抵抗があるという人もいると思います。

しかし、うつ病は脳の病気とされており、アドレナリンのような

脳内物質が正常に分泌されていないことも不調の一因となっているので

自分で食事や生活習慣を改善させたところで限界があります。

依存性副作用を恐れる人もいると思いますが

医師の指導の下に適正な服用を心がける様にすれば、心配はほとんどありません。

とはいえ、薬物の効果が表れるまで週間レベルで時間がかかる事や

副作用が先に出始める人がいる事、個人別の症状や身体に合った薬物を選ぶのが難しいことが

可能性としてあるのが現状で、今後の課題と言えるのは否定できません。

うつ病治療:基本方針③ 精神療法

家族が3

3つ目の精神療法は、うつ病の症状改善の効果はもちろん

再発を防ぐための治療法として有効です。

うつ病の再発率は実はかなり高く、一説には2人に1人と

5割を超えているとまで言われています。

これを防ぐために認知行動療法のように精神療法が取り入れられています。

具体的には以前のような生活に戻る際に可能性としてあり得るシーンを取り上げ

その時うつ病の状態の思考パターンに偏らないように柔軟な対応ができるような

いわばトレーニングのようなものです。

自分が仕事でミスをしたときに「もう自分はダメだ、周りから非難され必要のない人材だ」と

凝り固まった思考にならないように「今自分はミスしたけど、すぐ謝罪と反省をしよう」と

極度に自分のストレスにならないように柔軟な思考ができるように、といた具合です。

他にも対人関係の改善を目的とした対人関係療法など、うつ病の症状そのものを解消する

というよりは、その後の生活の中でまたうつ病を発症してしまわないための

トレーニングも兼ねた治療法とストレス対処法という面を兼ね備えた療法と言えます。