10年前と比較した時に、現代の日本では仕事によるストレスや

職場の人間関係からくるストレスが原因で休職する人が増えています。

長時間の労働や上下関係のこじれ、仕事の能率が上がらないことなどから

ストレスを感じて、休職してしまうことは珍しくありません。

その後に復職するのか、退職してしばらくの間休むのかということは

ひとまず置いておいて休職している間の過ごし方を考えましょう。

言い方は的を得ているか微妙なところですが、休職期間中の過ごし方を

充実したものにすることができれば、復職したときも以前と同じ

パフォーマンスで仕事をする日がすぐに来るようになるでしょう。

しかし、休職期間中に自分の過ごしたいように過ごしたいから、と

自分の心身に負担をかけるような生活習慣を続けてしまっては

休職期間もいたずらに延ばしてしまうことにもなりかねません。




まずは休むと心に決めて自分を許すこと

休職過ごし方

休職するという判断を下そうか下さないか、と考え始めるあたりから

職場の人に申し訳ない、と後ろめたさを感じる人も多いでしょう。

実際にうつ病と診断されて医師から休職するように指示されている以上は

その指示に従って自分の身体と心を休めなければならないのです。

ただ、後ろめたさを感じる必要が無いことが頭でわかっていても

何となく自分がいない職場のことを考えたり、自分以外の社会人の人は

働いているのに自分は休んでいるだけ、と思い悩んでしまうことも

あるでしょう。

それでもここはうつ病が原因で休職してしまう自分を許す意識を持つことが

大切です。

生活の一部であった仕事から離れていろいろな感情がわきあがる事は

仕方が無いことですが、それが原因でストレスを感じる機会を増やして

しまっては元も子もありません。

休職することを決めるのは自分だけではなく、医師や職場の判断が

あってこそですから、休養をとる自分を許して、身も心も静かに

休められるような過ごし方を目指しましょう。

一人暮らしの状態はできるだけ避ける

休職過ごし方2

一人暮らしの人は休職している間でも自分の面倒は自分で見なければ

ならないため、体調を崩して風邪をひいてしまうことなどがあれば

数日の間全く身動きが取れないという事態にもなりかねません。

病気や不調にかかることがなく、身体は健康な状態を保つことができても

食事や掃除などの自分の身の回りのことに注力する必要があります。

一人暮らしの状態を避けるために、実家に戻るというのもうつ病から

復帰するための休職期間中の過ごし方として有効な選択肢です。

うつ病の症状がひどいときにはベッドから抜け出すことができないまま

夕方になることもあり、食事のために身体を起こすこともできない

という状態になる人もいます。

そんな時家族の人がいれば、自室にいても栄養を摂取することができ

うつ病を改善させるためのエネルギーを蓄えることができます。

一人暮らしのままではそのままベッドの中で1日中過ごすことになり

栄養失調になるケースもありますが、休職期間中実家で過ごすようにすると

自分にかかる疲労や精神的な負担を軽減させることができます。

栄養バランスの取れた食事を食べることの重要さ

休職過ごし方3

例えばお肉や魚を食べることで得られるアミノ酸のトリプトファンは

うつ病を改善するための脳内物質の原料となりますし、ビタミンや

ミネラルを摂取することで身体の不調を防ぐことができます。

いずれも間接的ではありますが、栄養バランスの取れた食事をとることで

ストレスを減らし、精神的に健康な状態を保つことができるようになります。

ここでもやはり、自分で全て栄養バランスの取れた食事を用意しようと

なると、自分で料理をしたり買い物に行ったりと身体に負担をかける

ことになります。

もし一人暮らしの人が休職期間中も一人暮らしを継続させるなら

手軽に栄養を補給できるように、栄養機能食品やサプリメントを

活用すると良いでしょう。

逆に、自分のストレス解消のために炭水化物や糖質に偏った食生活や

インスタント食品やファストフード、弁当など栄養バランスが

偏りやすい食べ物に頼りすぎるのは避けましょう。

糖質に偏った食生活を続けると、血糖値の乱高下を引き起こし

かえってストレスをためこんで、うつ病を悪化させかねません。

自分から自然と運動をしたいと思い始めたら運動を

休職過ごし方4

休職期間中の過ごし方はかくあるべきと意気込んで運動をし始める人も

いるかもしれませんが、運動をすること自体にストレスを感じるのであれば

まだ始めるには時期が早いのかもしれません。

自分から自然と運動をはじめようかなと思い始めたら運動を取り入れて

みるようにするのがポイントです。

朝早く目を覚まして散歩程度の軽い運動を行うことはうつ病を

改善させる上でとても好ましい習慣になりますが、それでも毎日やらなきゃ

いけないものでもないですし、無理して自分の身体に負担をかける必要は

ありません。

また、運動を始めるタイミングは医師と相談するようにしましょう。

自分の生活習慣を逐一報告し、症状の回復具合を見てから運動をするのか

まだ休養に努めるのか決めるようにすると、その後の過ごし方も

良い方向に変わってくるでしょう。

以前と同じ様な生活にはすぐに戻れない

休職過ごし方5

人間すぐにうつ病と同じ様な症状が出始めることはそれ程多くなく

少なからずストレスが蓄積されていく生活が続いたためにうつ病を

発症することが大半です。

精神的にも肉体的にも健康な状態で仕事をしていた状態と比較すれば

復職した直後というのは、以前と同じ様な仕事ができる状態ではないと

考えた方が賢明なのかもしれません。

以前の体力や精神力を100と見るなら、復帰直後はその半分の50になって

いることもありますし、慎重な仕事量の調整が必要となるでしょう。

また、うつ病から回復して職場に復帰するかどうかは医師と会社と

相談することが必要となります。

最初から以前と同じ様な仕事量や責任範囲で勤務を再開するのか

リハビリのために勤務時間を短くしたりするなど対応をとることが

できるのか、と双方が納得できる労働環境を作り出すことが大切です。

いち早く自分の仕事量や給与を得られる状態を取り戻したいのであれば

医師としっかりと相談を重ね、休職期間中の過ごし方を見直していく

ことが肝要となることを覚えておきましょう。