出産後に女性が抱えるマタニティ・ブルー産後うつ男性にもあることをご存知ですか。

子供が生まれることから生まれる環境の変化は、父と母という役割の変化、

金銭面での負担、世話にかける時間や、産後の祝いの連続など激しい物です。

急激な環境の変化は母親となった女性だけでなく父親になった男性にも

ストレスとなり、マタニティ・ブルーならぬパタニティ・ブルーに陥ることがあります。



男性を取り巻く環境の変化


職場4

環境の変化から受けるストレスもうつ病の原因になることがあります。

1.父親になるというプレッシャー

妻と一緒に生活を続け養ってきた夫から、子供が生まれたことで父親になります。

その為家族を守る責任が更に重くなり、子育ても一緒にがんばろうという思いや、

子供の将来に対する期待感の裏側にある自信の無さがプレッシャーとして父親にかかります。

産後に育児休暇を取らない場合は、仕事中にも家族の心配をしながらの活動になるので

それが本人にはストレスになることもあり得ます。

2.妻とのコミュニケーションの機会が減る

母親は子供につきっきりで愛情を注ぐ役割があります。

その為、出産前まで仲睦まじく夫婦生活を過ごしてきた妻から

母親になったことで、心境の変化が必ずあります。

そのため、夫に関わる時間が少なくなることから、

子供に嫉妬心を抱くことも珍しくはありません。

3.気持ちの整理が母親よりも遅い

母親は妊娠期に自分のお腹が大きくなったり、陣痛があることで

親になる覚悟がじっくりと作れます。

一方父親は仕事からのストレスや不安と戦いながらの生活が続くので、

あっという間に子供が生まれるという認識を持つ人も少なくありません。

その為、母親よりも環境の変化に柔軟に対応できず、気持ちの整理に時間がかかる事から

重圧やストレスを感じ、抑うつ状態になることがあります。

母親だけでなく父親にも周囲の協力が必要


焦り

育児の主軸が母親になりやすい事から、周囲は母親に心配をかけることがあり、

父親には母親を支えるようにとアドバイスをするだけ、というパターンがよくあります。

しかし、実際に環境の変化があるのは母親と父親の両方で、

精神面のケアが必要になると周りの人は覚悟をしておいた方が良いでしょう。

というのも、母親が産後うつになる確率は全体で1割程度、

父親が育児うつになる確率は父親が「イクメン」であればあるほど高い傾向にあります。

どちらもうつ病の状態になることも考えられなくはないのです。

夫婦お互いに協力することも大事


父親うつ

母親が父親に家事の一部や全般を頼むことがありますが、

同じように父親にもある程度寛容になることが大事です。

休日に横になっていることが多い父親も、子供が生まれたことで受ける環境の変化に

意識がついていってなかったり、仕事や母親のサポートで疲弊している事があるので、

ここはじっと見守り、リラックスさせるようにしましょう。

そして、お互いに思いやりや感謝の心を忘れないようにしましょう。

人は感謝されたり褒められたりすると脳内物質のドーパミンが分泌され、

快感を感じるようにできています。

このドーパミンを分泌させることで脳が活性化するので

産後うつを避けるための予防策として十分に機能するのです。

二人だけの時間を作る


家族がうつ病

子育てに悩むのはお互い様です。

特に一人目の子供が生まれた夫婦は、初めての子育てで周りからの経験談だけでは通用しない

二人だけの育児にかかわる課題というのがどこかで生まれます。

そのため、二人は互いにコミュニケーションを絶えず取りながら、

相手の気持ちを理解したり子供の将来を考えて期待を膨らませたりするようにしましょう。

子育ては二人と周りの支えてくれる人とで団結して取り組みましょう。