うつ病の治療・改善・予防のためには必要となる神経伝達物質のセロトニン

脳内には全体の約2%しか存在せず、約90%は腸に存在するのです。

脳内で活動するセロトニンも重要ですが、うつ病の改善の鍵はにもあるのです。



セロトニンと腸の関係


うつ腸

脳内物質セロトニンは精神の安定、気分を元気にする働きがあるため

うつ病を改善する上でも人間が満足に活動するうえでも必要な物質です。

セロトニントリプトファンと呼ばれるアミノ酸が原料になります。

トリプトファンは腸内細菌によってセロトニンに変換し、脳に送られるので、

腸内細菌の状態や腸内環境によってその生成効率が変わってくることがあるのです。

腸内細菌が不足していると、セロトニンを合成するための

ビタミンが不足してしまい、上手く合成されなくなります。

腸を健康な状態にするだけで、うつ病患者の3割程

改善することができる可能性があるとも医師から評価されるほど、

腸はうつ病の予防・改善に重要な要因の一つなのです。

腸を活性酸素から守れ、腸をダメにする習慣


漢方薬2

活性酸素は老化の原因になるだけでなく腸へダメージを与える物質で、

人間の生活習慣から取り込まれることもあります。

1.たばこの煙

たばこを吸うと活性酸素が増加し、体内の不飽和脂肪酸と結合して

過酸化脂質となり、身体のサビとなります。

また、たばこの煙には一酸化炭素も含まれており、取り込まれると

血液中のヘモグロビンと結合するので、酸素不足になり、酸欠状態になります。

2.食品添加物・残留農薬を含む食品

野菜や加工品に含まれるこの二つは微量ですが活性酸素を生み出す原因になります。

3.強力なストレス

仕事や学業からのストレスに限らず、生活習慣の乱れや激しい運動なども原因になります。

人間がストレスを受けると、ストレスに対抗する副腎皮質ホルモン

分泌されるようになりますが、その過程で活性酸素が生まれてしまうのです。

また、ストレスによって免疫力・ストレス耐性において重要な役割を果たすビタミンC

大量に消費してしまうので、うつ病や体の不調に対する抵抗力を失ってしまいます。

善玉菌を増やす


ヨーグルト

腸内環境を整え神経伝達物質を正常に作り出すためには、

善玉菌が豊富に含まれる食べ物を摂取しましょう。

乳酸菌やビフィズス菌が含まれるヨーグルトや乳酸菌飲料

キムチや納豆のような発酵食品に善玉菌が豊富に含まれています。

その善玉菌を活発に動かすためにはオリゴ糖、食物繊維、グルコン酸の摂取が有効です。

ヨーグルトや乳酸菌飲料と合わせて、バナナや大豆、ハチミツなどを摂取すると

善玉菌の効果が効率良く得られ、腸内環境正常化に非常に役立ちます。

腸内環境チェック


うつ病チェック

腸内環境をチェックするには便を確認してみましょう。

腸内環境が良好であれば、便の色が黄色か黄色がかかった褐色で、

臭いが無く、バナナのような形になります。

色が黒に近く、臭いがある便は腸内環境のバランスが悪くなっているサインです。

食生活に善玉菌を含む食品を取り入れることで、腸内環境を正常化させ、

セロトニンの分泌を正常なものに近づけましょう。

腸内デトックス法


ヨガ5

1日24時間水のみで生活することで、腸内の毒素が排出されて

腸内環境のリセットができます。

24時間後の食事は腸に素早く吸収されやすいので、負担がかからない食べ物を

食べながら徐々に元の食生活に戻すようにしましょう。

その後の食生活では腸内環境を意識した食品を取り入れつつ、

ビタミン・ミネラル・たんぱく質(アミノ酸)のバランスの取れた食事を心がけることで、

うつ病の予防・改善に役立ちます。

また、1日で一気にデトックスするのではなく3日かけてデトックスする場合は、

朝はバナナとヨーグルト、昼はサラダ、夜はおかゆのメニューで行うと効果的です。