うつ病の治療には薬物治療の他に、認知療法・行動療法という心理療法があり、

その2つを組み合わせた「認知行動療法」があります。

認知行動療法では、担当医とのカウンセリングを通して日常の場面ごとに

自分の行動や感情を認知し、どのように対処しどのような行動で対処するかを考察します。

その効果は薬物治療に勝るとも劣らない一つの手段として確立されています。



認知療法とは


認知療法とはうつ病によってネガティブに偏りがちな考え方に働きかける療法です。

ストレス・不安によって「自分はもうダメなんだ」と悲観的な考え方を修正し、患者に

認知させることで思考のパターンを改善させていきます。

行動療法とは


禁句2

行動療法とは患者がストレスを受ける場面での行動で、

適切でない振る舞いや感情を持つ事を避けるために、

治療目標を立てて様々な技法を用いて適切な活動を行えるように修正する療法です。

大勢の人の前で発言するときは自分の一挙手一投足全て観察されていると

過敏に反応し必要以上にストレスを受けている癖を、

行動療法によって徐々にその立ち振る舞いや考え方を修正していき、

復帰した後に適切な対応ができるようになる、といったフローです。

認知行動療法の流れ

家族が3

1.カウンセリング

うつ病の治療のために、まず患者自身が何を改善したいのか、何が辛いのかを話し合います。

カウンセラーは聞き手に回り、患者のストレスや恐怖を理解し、患者に適切なアドバイスを

施して「自分はそんなにダメな人間じゃないのでは」と考え方を前向きにするように

カウンセリングを続けていきます。

2.日常の場面ごとに振り分け、対処の仕方を考える

行動療法と同じように、患者からストレスを感じる場面を聞き出し、その時の感情や行動を

修正していくようにカウンセリングを続けていきます。

「自分は大勢の人の前で発言するとき、震えて上手く話せないから能無しだ」と患者から

話があれば、相手側の心理や自分の勘違いなど解説した上で

修正していくように働きかけます。

3.カウンセリング後も患者自身で問題に取り組む

カウンセリングを終えた後は、自分で認知・感情・行動を観察し、事態の改善のために

どのように自信を制御するか、カウンセラーからホームワークを出されます。

自分で修正した思考パターンで上手くいかない時は、

またカウンセリングを通して徐々に問題の解決へ進んでいく形になります。

自分でできる認知行動療法

マインドフルネス

1.ネガティブな自分を自己否定する

「会社なんて仕事して上司に難癖つけられて終わる時間を待つだけ」や

「授業なんて役にも立たないし、意味がない」と考えるのは全員がそうではありません。

「本当にそうだろうか、ネガティブなんだろうか」と自分に問いただすことで、

思考の改善やストレスに対して過敏になり過ぎないようになるなど、

事態の好転に繋がることもあります。

もちろん、嫌なものを好きになれというわけではありません。

自分のネガティブが100%から80%くらいになれば、ストレスも不安も少しは

軽減されると考えることが大事なのです。

2.マインドフルネスを行う

うつ病にも効果、Googleでも採用されるマインドフルネスで触れている、マインドフルネス

行う事で、自分の中から湧き上がる感情や考えと向き合うようにすると、ストレスを軽減し

感情を吐き出すだけでなく、想像力を働かせることで脳機能の活発化を促すことができます。

自分の感情をコントロールする力も養うことができ、1日に何回でも行えます。

また、瞑想の効果も得られるので、交感神経の興奮を抑え、身体が不必要に緊張しなくなり

疲れやすくなりにくくなり、落ち着いた気分になることもできます。