就職活動で失敗を繰り返す学生が、そのストレスが原因で発症する就活うつ。

高校生・大学生は社会人ほどストレスの対処が上手ではなく、

初めての就職活動に戸惑い自分を見失ってしまう事もあります。

症状が重いときは自力での社会復帰ができなくなったり、

自ら命を絶つことにもなりかねません。



就活うつは日本では少なくはない


大学生

就職活動は学生にとって自分の進路を決め、社会や企業から給与を得て

自分の生活の基盤を作っていくという人生において大事な出来事です。

しかも、初めてで勝手が良くわからないこともあり、就職ガイダンスを

真面目に受けていても、内定をもらえない学生はとことんもらえないことがよくあります。

そのため、「自分はもうだめだ」「社会から必要とされてない人間なのだ」と選考に落ちる

度に自己否定を続け、就職活動が長期化・激化すると就活うつを発症してしまいます。

就活うつの症状


職場4

就活うつとうつ病の症状はほとんど一緒です。

1.睡眠障害

就職活動のストレスから交感神経が刺激され興奮状態になり、布団に入っても目が冴えた

ままで、中々眠りに付けずに、朝起きても溜息をついたり気分がすぐれない状態になります。

2.摂食障害

興奮状態や抑うつ状態を繰り返していくうちに、自律神経が乱れ、脳内物質の生成や

エネルギーの摂取を目的に糖分・炭水化物を過剰に摂取する過食症になることもあります。

逆に、食欲が減退し、食事から満足に栄養を摂取できない拒食症になることも考えられます。

3.情報処理能力の低下

度重なる就職活動での失敗やストレスが原因で普段の集中力が発揮されなかったり、

面接時やグループディスカッション時の応対能力が著しく低下したり、説明会で話を聞いたり

メモをとったり、資料を読む力が衰えるなど、情報処理能力の低下も症状の一つです。

うつ病の対処法と同じ、睡眠と食事、運動の生活リズム


きっかけ4

就活うつもストレスが原因なので、ストレスを溜めこまず生活習慣を見直すことで

予防・改善できるようになります。

1.睡眠

社会人になってからはほとんどの人が朝型の生活リズムになるので、

就職活動中に夜型から朝型に切り替えましょう。

朝目が覚めてから太陽を浴びることでセロトニンという物質が体内に分泌され、

体内時計をリセットします。

そのため、夜にはメラトニンという物質が分泌されるようになり、

睡眠の質を向上させる事ができます。

この時、夜にはたばこ・アルコールの摂取を控え、就寝前にはテレビやパソコン、

携帯電話の使用は避けるようにするとより睡眠の質を高めることができます。

2.食事

就活うつにしてもうつ病にしても、どちらも脳に異常が出ている病気の状態と言えます。

治療のためにはビタミン・ミネラル・アミノ酸のバランスの取れた食事が重要で、

炭水化物や脂質に偏った食事では治る物も治りません。

きちんと朝・昼・晩の3食栄養バランスの取れた食事を心がけることで、

ストレス耐性の強化や免疫力の向上、疲労回復の効果が得られるようになります。

3.運動

就職活動中で企業や会場に向かう時に徒歩で20分くらい動くことがあれば、最低限大丈夫

ですが、ストレス発散を目的とした運動を取り入れることで、セロトニンが分泌されるように

なり、結果夜にぐっすり眠れるようになります。

カウンセラーに相談を


休職復職

就職活動を上手く進めるためにも、普段の悩みの相談でもカウンセラーに相談することで

事態の好転やストレスの発散につながります。

キャリアカウンセラーは就職活動中の学生に自己分析やPR、履歴書の書き方から企業選び

面接対策や就職活動の悩みまで、対応できる人で、資格を持つ人ほどその能力に長けている

ので、社会人の先輩としてでも相談できる価値がある人間です。