抑うつ状態でイライラしがちな人は怒りによる興奮作用のせいで、吐き出しきれない

ストレスを抱えてしまう事から、うつ病に発展していくこともあり得ます。

人間関係の不和や、アクシデント、時には自らに対してなど

様々な場面で大なり小なり発生する機会があります。

アンガーマネジメントは自分の怒りの力を管理して、

怒りのエネルギーをポジティブに使う考え方に沿ったプログラムです。



怒りを抑えるのではなく管理するアンガーマネジメント


アンガーマネジメント

人生ときには自分のやりたいことグッとこらえて、怒りを表情に出さないように

する場面が必要になるときもあるでしょう。

しかし、アンガーマネジメントは自分の怒りの感情を管理するプログラムです。

それは上手に怒りを表現する、対処するために知識を得て

自分の感情をコントロールする事を意味します。

アンガーマネジメントを導入する企業もあり、社員教育の一環として

採用している所もあり、日本の中学校でも少数ながら扱っている学校もあります。

このアンガーマネジメントを身に付けることで、怒りの元になるストレスを軽減したり

プチうつでカッとなりやすい時にも周りに不快感を与えることを避けられるようになります。

簡単なアンガーマネジメントでストレス・うつ病改善予防


休職過ごし方5

アンガーマネジメントは習得するために学習が必要となりますが、

プログラムや研修を受ける前にどのような心得があるのか解説します。

人によってはこれだけでも怒りに対して大分余裕が持てるようになりますし、興味が

出てきたら自ら進んで講習を受けてみるのも良いでしょう。

1.イライラを点数に表す

例えば動画を鑑賞しているときに広告がはさんでたり、イヤホン取り出そうとしたらコードが

絡まっていたり、その時は「なんだかむかつくなあ」とイライラしだすかもしれません。

しかし、客観的に自分を見てみたら「大したことない事でイライラしすぎじゃ」と

考えを改めることができるはずです。

このようにイライラに対して点数や順位をつけることで、どれに注意を向ければいいのか

ということをしっかりと管理できるようになり、それだけで

点数が低いものにはストレスを感じにくくなってきます。

2.その場で呼吸を整える

イライラすると身体が緊張し、頭に血が上り、興奮状態になります。

興奮状態を解消するためには、副交感神経を優位にするように深呼吸しましょう。

4-7-8呼吸法という、4秒で吸い込み、7秒止め、8秒かけて吐き出す呼吸法を行うと

副交感神経が刺激され気持ちに余裕ができるようになります。

3.イライラに対して準備をしておく

日常生活でイライラしだす原因やパターンは決まっているものもあります。

さっきの例でいえば動画鑑賞の間に出てくる広告に対しては構えておけばいいですし

イヤホンも普段からまとめておけばいい、といった具合です。

私は突然のイライラに対してはグリップボールという握力を鍛える

手乗りサイズの弾力のあるボールをポケットに忍ばせています。

職場で人から何か刺激を与えられた時には、ポケットのボールをぎゅーっと握って

ストレスを逃がしています。(笑)

4.妥協することも大事

完璧主義や白黒つけたがる人は、うつ病になりやすい性格と言えます。

真面目で頑張り屋で常に100%であることは大変すばらしい事ですが、

人生には全か無かで片づけられない出来事がいっぱいあります。

その度に○か×かで物事を片づけるには気力・体力が必要で、

常に肩肘張っているようなものです。

事実をありのままに受け入れられるように、時には80点くらいで合格にするくらいの心構えで

余計なストレスを省いてイライラを避けるようにしましょう。

これらはアンガーマネジメントの心得で、簡単なものですが、

他にももっと管理するための考え方や対処法があります。

全てとまではいかなくても、習得することでストレスを軽減し、

うつ病や抑うつ状態プチうつの改善・予防に役立つこと間違いなしです。