プチうつとうつ病の症状には異なる部分があり、

うつ病の症状を知っている人も見逃しがちになることもあります。

プチうつの特性上、うつ病のように朝が一番苦しく、

午後から少しマシになっていくのではなく、夕方に抑うつ気分になることが多いことから

周りからは「ただ疲れているだけなんだな」と勘違いされる可能性もあります。



楽しい事には敏感に


褒める

プチうつは非定型うつ病と同じでひどく落ち込んでいる時でも、

遊びの誘いがあったとたんに楽しい気分になります。

常に抑うつ状態が続き、旅行の予定が入ってもそれほど楽しみにするわけでもなく、

うれしさも感じられないほどまでには気分が落ち込むことはほぼありません。

そのためいつまでもウジウジしていた所に楽しいイベントの予定が入ったとたん喜びを

露わにするところから、周囲からは抑うつ状態の時の本人と比較され、

甘えているだけなのではと勘違いされるケースもあります。

糖分・炭水化物の摂取が著しい


過食症2

プチうつになるとストレス耐性が低下し、弱った脳へ栄養を送ろうと

甘い物を食べて糖分を摂取しようと本能的に働くため、菓子パンやケーキなどの

食べ物を食べ続ける習慣になりがちです。

そのため、プチうつになってから体重が急激に増え、1週間に2kg以上太るなど

食生活の乱れが顕著になります。

当然食べ過ぎれがお腹がいっぱいになり、普段の食事から得られるたんぱく質やビタミン

ミネラルなどの摂取量が低下し余計に抑うつ状態が加速してしまうことになります。

うつ病の場合は過食症よりは食欲が減退し、筋力も体力も衰える一方となる点が

プチうつと異なる部分です。

プチうつなら「がんばって」と言っても大丈夫かも


中学生うつ5

うつ病の人に向かって「頑張れ」と励ましの言葉をかけるのは無神経で、

禁句とも言えるというのは常識ですが、プチうつの場合は意外とそうでもありません。

抑うつの進み具合にもよりますが、周りから心配されていることを受けてどうにかしなくては

と考える余裕がある傾向にあるので、励ましの言葉も無駄にはならないかもしれません。

本人には可哀想かもしれませんが、励ましの言葉を使うことで抑うつ状態の進行具合を

はかり、さらに悩ませるようであれば医療機関へ行くように進めるといった方法も

使えなくはないのかもしれません。

男性より女性の方が多くかかるプチうつ


女性と結婚

通常のうつ病も男性より女性の方が多くかかりますが、プチうつはそれよりも

もっと女性の方がかかりやすい状態です。

小さいころから真面目で頑張り屋で親から厳しく育てられた女性で、平日は家で一人

家事を進めていき、夕食を作る前に一休みしているときに、その孤独感や日常生活からの

ストレスの影響で溜息をついている方も多いのではないのでしょうか。

自ら進んで前に出るタイプではなく、自己主張もそんなにしない人は愚痴をこぼしたり

ストレス解消ができずにため込みがちで、プチうつになりやすい特徴の一つがあります。

男性と比較すると、社会の中での役割が女性と異なる部分が多い事から

プチうつになりにくいのかもしれません。

仕事がある以上専業主婦の方と比較すると人とコミュニケーションをとる機会は

圧倒的に男性の方が多いでしょう。

その際に人と談笑するシーンや、飲み会の席などストレスを発散する機会が日常の中に

盛り込まれているのでうつ病とは無縁の人もいるかもしれません。

早めに発覚したら病院に行けば大抵治る


受診の流れ

風邪と同じでかかり始めてすぐに病院に診察しに行けば、

症状の改善や悩みの解消につながります。

プチうつであればなおさら治りが早いもので、通常うつ病の治療に数カ月や数年かかる

ものが1週間以内に治ることも珍しくありません。

ストレスの原因と最近の睡眠や食習慣に乱れが出ていることに自覚があれば精神科や

心療内科を受診するのも一つの手です。