抑うつ状態を治すには精神科や心療内科でしかるべき治療を受けるというのが最も正確で

確実な手段です。

しかし、実際に精神科や心療内科で受診する抑うつ状態の人やうつ病の人というのは全体で

半分もいないのです。

その過半数の人たちに向けて、ここでは抑うつ状態の治し方を簡単に解説します。



生活習慣の見直しをかけることから

抑うつ状態の改善のためには過度にストレスを受けない、ため込まないことも大事ですが

一番簡単に効果を出せるのは自分の生活習慣を改善することです。

ストレスの原因となる仕事や授業、人を変えるという行為よりは自分が変わった方が誰にも

迷惑をかけず、すぐに着手することができるからです。

抑うつ状態は風邪をひいているような状態と認識することから始めましょう。

風邪をひいているのに、栄養バランスを考えず間食やアルコールを摂り過ぎたり

たばこを吸って夜遅くまでテレビやスマートフォンをいじっている毎日では

治る物も治りません。

抑うつ状態が長く続くとうつ病に発展してしまいますので、予防・改善のために

今一度生活習慣を見直しましょう。

朝は日の出と共に起き、夜は日の入りと共に眠る、というリズム

人間ははるか昔から朝に目が覚めて、夜に眠る生き物です。

今では電気やライトの力で夜でも明るい生活になっていますが、この明るい夜に人間は

まだ適応できていませんので、規則正しい生活というのはこの太陽と共に作るのが

鉄則です。

朝に日の光を浴びることで体内時計がリセットされ、早寝早起きのリズムが生み出せる

ようになるだけでなく、日光浴をすることで脳内物質のセロトニンが分泌されるように

なります。

このセロトニンは別名”幸せホルモン”と呼ばれ、人間の脳を活発にし快感を感じさせます。

朝目が覚めたときに散歩をすることで運動からもストレス解消効果が得られて大変

良い習慣なのですが、朝目が覚めてすぐに動くとなると睡眠時に水分が摂取できない状態から

すぐに運動をすることになるので、血液がどろどろの状態のままです。

朝目が覚めてからコップに2杯水を飲んでから、1時間時間を置いた後に朝の散歩を行う

ことが抑うつ状態の改善に力を発揮します。

時間を決めて3食栄養バランスが良い食事を

現代人の食習慣は食べる時間が不規則で、栄養バランスも糖質・脂質に偏りがちな食事に

なりやすい傾向にあります。

抑うつ状態を治すためにはたんぱく質・ビタミン・ミネラルといった栄養素が不可欠で

意識して食習慣を変えないと抑うつ状態の治療にならない人もいます。

肉や魚、野菜、大豆製品や発酵食品など色々な品目を摂取できるメニューでカロリーも

控えめな和食に切り替えると栄養バランスがとりやすく、抑うつ状態の解消に役立ちます。

朝食は何時、昼食は何時と時間を決めることで身体が栄養の吸収の準備をしやすくするので

食事から得られる栄養をより吸収しやすくなります。

しかし、毎回のように品目をそろえるのは手間やお金がかかりがちなので、野菜ジュースや

サプリメントを上手に使うのも一つの手です。

忙しい社会人の方は、たんぱく質を補うにはプロテイン、ビタミン・ミネラルを補うには

野菜ジュースや青汁、スムージーなどを使いこなしながら食生活の改善をしてみましょう。

自分なりのストレス解消法を見つけて

人それぞれに趣味や楽しいと感じられることがあると思います。

それはストレス解消や抑うつ状態で弱った脳機能を再度活発にさせるのに十分な力を

持つこともあります。

人と話すことが好きな人は、周りを巻き込んで愚痴や小言のようにちょっとネガティブな

話題でも、共感を持つ、共通の話題で話しあうという行為にストレス解消効果がありますので

時間を見つけては互いのストレスを吐き出すのもいいかもしれません。

お笑いを見ることが好きな人は、笑いの力を存分に感じることができますし、スポーツが

好きな人はのめりこむことで一時でも不安やストレスから離れることができます。

もちろん眠る事にも抑うつ状態解消効果がありますので、自分に合ったストレス解消法で

ため込まないようにしましょう。