職場でも学校でも、良い物にしろ悪い物にしろ

私たちは常に日常生活の中でストレスにさらされています。

過度のストレスや長い時間をかけて受けたストレスは人間の免疫力を低下させ、精神的に

疲弊させるもので、症状が進行すると抑うつ状態やうつ病にかかってしまいます。

日本人の4人に1人は生きているうちに抑うつ状態になると言われるほど、今の日本は

ストレス社会になってしまい、いつ誰が抑うつ状態になるかわかりません。

抑うつ状態の人を見つけたらどのような接し方でコミュニケーションを取れば

良いのでしょうか。



励ましの言葉は控えて


家族が2

世の中にもうこの考え方は浸透し始めています。

抑うつ状態の人に「頑張れ」という言葉をかけてはならないのは、

本人としてはすごく努力している状態なのにこれ以上何をしろと、と捉えられたり、

期待に応えようとして余計にエネルギーを使って脳がオーバーヒートを

起こしてしまうかのごとく精神的に疲弊する可能性があるからです。

ちょっとした励ましの言葉でも本人達からすれば無神経極まりない言葉なのです。

他の禁止ワード


中学生うつ3

励ましの言葉以外にもかけてはならない禁句があります。

早く元気になればいいね」や「みんな心配してる」などと

症状の回復を急かされていると本人らが捉えがちな言葉は避けてください。

現状から復帰したいと一番考えているのは本人達です。

その抑うつ状態の回復のために焦りを感じているのに、余計に焦燥感をかきたてる言葉

かけると逆効果で、回復が遅れてしまう可能性がかなり高いです。

また、「どうしてこんなことになったのだろう」「この後どうしようか」と原因を探ったり

解決するためにはどうしたらいいのかと考えるもの抑えてください。

原因を探ろうとするとストレスのきっかけを想起してしまい、

フラッシュバックして頭の中でパニックになってしまいます。

解決するための方法も本人らは常に考えていますので、神経質になっているときに解決を

ほのめかす言葉をかけるとストレスになってしまいます。

参考:つい言ってませんか、うつ病の人への禁句

コミュニケーションを面倒がらないように


中学生うつ5

抑うつ状態の改善のためには周りの人とのコミュニケーションが重要です。

人と話をして共感しあうことで快感を覚えたりストレスが解消できたりするのは

抑うつ状態の人も同じです。

もちろん、本人らがコミュニケーションを取ることを面倒がるときには無理に

話しかけようとしなくても大丈夫です。

しかし、話を聞いてほしいそぶりを見せるのであれば、本人らのストレス解消に

付き合う姿勢を見せることが大事です。

ここで、「今ちょっと忙しいから」や「やらなきゃいけないことがあるから」と

本当に話をする時間が無いときでも、メンタルが弱っている本人からは

話を聞いてくれない、もう嫌われているんだ」と悪い方向に

妄想をすすめてしまうかもしれません。

一旦、離れなければならない時は具体的に時間を決めて

コミュニケーションをとることを約束するようにしましょう。

時間がかかっても向き合っていく姿勢が大事なのです。

参考:うつ病の人のお世話は愛情を持って

悪化する前に気付いて精神科・心療内科の受診を勧めて


家族が3

抑うつ状態は他の病気と一緒で早く気付けば気づけた分だけ、早く治せます

遊んでいるときは元気だけれど、仕事や授業の事となると気が落ち込み

活力を感じられないなど、一方では気付けても他方では気付けない一面もあります。

様子がおかしいと感じてそれほど時間が経ってない時は、まだ本人達にも余力が

残っているので、精神科や心療内科で受診をするように勧めましょう。

場合によっては一人ではなく付き添いがいた方が、症状の説明をするときに正確に

医師に情報を伝えられることがあるので、一人で行く余力がなさそうだと見えるときは

周りの人が手を差し伸べてあげてください。