抑うつ状態には気分が落ち込む、ふさぎ込みがちになるだけでなく睡眠障害や過食症などの

摂食障害や、頭痛・動機・めまいなどの身体症状も引き起こす可能性があります。

漢方薬は自然界に存在する植物からの薬効成分を使用しているので、病院から処方される

薬よりも副作用のリスクが少なく、種類が豊富なので症状別に適した漢方薬を選べます。

薬のタイプも、漢方薬の本来の姿の煎じ薬や顆粒にした散剤、散剤を丸めた丸剤

液体にしたエキス剤など様々なタイプがあるため、人によって服用の仕方を選べる

という利点もあります。



仕事を失ってから過食と嘔吐を繰り返した男性の話


漢方薬2

抑うつ状態が進行してうつ病と診断される一歩手前くらいの20代の男性の話です。

度重なる仕事のミスと上司からの圧力に耐えられずに、抑うつ状態の解消の2カ月前に

受診した状態では、動悸やめまい、過食症になり著しく食事量が増え、そのあとには決まって

嘔吐してしまうなど身体にストレスと疲労が重なる日々が続いていたということです。

精神科からの紹介で漢方薬を取り扱う病院に通院しているときには抑肝散という漢方を

処方してもらい、イライラが治まり調子が良かったのですが、その後に会社が倒産して

しまい、職を失ってしまいました。

失職後のストレスは大きく、過食症がさらに進行してしまいました。

病院側からは半夏瀉心湯という漢方を処方され、過食からの嘔吐の回数は減り、その後に

六君子湯という漢方を服用することで抑うつ気分が緩和され

過食状態から徐々に回復していった、という症例があります。

様々な症状に適応できる豊富さ


日本国内の製薬会社が販売しているもので160種類ほどの漢方薬があります。

中国では80万種類にも上る漢方薬は、それぞれに異なる症状に

幅広く効果を発揮することができます。

イライラしやすい、興奮状態になりやすいなどの症状には抑肝散、頭痛やめまいには釣藤散

血行が悪く微熱や悪寒、虚弱体質になっている人には加味逍遙散など

症状別に名前を上げたらきりがないくらいに豊富な種類存在します。

抑うつ状態に付きまとう不定愁訴の解消効果


受診の流れ6

不定愁訴とは、頭痛やめまい、吐き気や睡眠障害の病気となる前の未病の事を指します。

漢方薬には不定愁訴に対して緩和する効果を持つので、抑うつ状態が進行する前に

服用すればそれだけで元の元気な状態に戻れることもあります。

漢方薬には身体全体に作用し、正常な状態へ近づけ

その人の本来の自然治癒力を高め未病を治す効力があるからです。

そのため抑うつ状態の解消だけでなく、更年期障害の症状を抑えるという意味でも

女性からの関心は高いのです。

病院に通院するよりもお金がかかるのがネック


受診の流れ

漢方薬は酵素をたくさん含んだジュースや一部の効果が非常に強いサプリメントなどの

健康食品ほどではありませんが、1か月の服用にかかる費用は1万5千円~2万円

手軽に求められる金額ではないかもしれません。(1日500円~700円)

病院から処方される薬が、2週間で3~4000円ほどで済む場合があることから

病院に通院し薬を処方してもらうよりも治療費が高くなることもあります。

通院はしたくない人もいるかもしれないので、解説しますが漢方のメリットは

一度担当の人に症状を告げ、簡単な相談をしたのちに調合してくれるので、

症状を治すために外出する機会は1回だけでいいというメリットがあります。

もちろん副作用のリスクが少ないという利点もありますが、金銭面から個々によって

判断が別れるところになるかもしれません。