抑うつ状態はうつ病にはまだなってないにしても、うつ病の予備軍のような状態です。

心理的な問題を抱えたまま日常生活のストレスを受け続けると

脳の病気になるという抑うつ状態とうつ病の2つには段階があります。



悪化までのプロセス


睡眠4

日常生活の中で受けたストレスや喪失感をうまく解消し、気持ちを切り替えられる人は

抑うつ状態になりにくい、なってもすぐに元気になれる人です。

逆にネガティブな感情を引きずりがちな人はその後の生活習慣に影響が出てしまいます。

仕事のミスが重なるようになってから、ストレスの解消のためにドカ食いするようになった

大切な人が亡くなってからアルコールの摂取量が急激に増えたなど

心身に悪影響が出る習慣を身に付けてしまうというようにです。

ドカ食いのように食習慣が乱れることは、栄養の偏りが出てしまい脳内物質の分泌や

自律神経の乱れを招くことになり、アルコールの摂取は脳機能の低下や頭痛や吐き気を

引き起こすという結果になるので、ここから抑うつ状態の進行が始まります。

抑うつ状態の悪化は最初のストレス・喪失感をいかに無くす、克服するかが大事なのです。

悪化する前に予防するには生活習慣の見直しから


運動

食生活の乱れ、アルコールの摂取、運動不足、睡眠不足、孤独感など

思い返せば「これって身体に悪い事なのでは」と引っかかることがあると思います。

食生活の乱れとアルコールの摂取については前述したとおりですが、運動不足になると

筋力・体力の低下や体重増加はもちろん、運動によるストレス解消効果が得られずに

脳が不活発になるという事態を引き起こします。

運動も抑うつ状態の解消の効果があり、特にウォーキングや自転車をこぐなどの一定の

リズムで行うリズム運動は、脳からセロトニンという物質が分泌され、ストレス解消効果や

脳機能の正常化、快感が得られるなどの効果があります。

睡眠も朝目覚めて夜に眠るというリズムが乱れている人や、睡眠時間が短い人には

十分な休息効果が期待できず、朝目が覚めても疲れが取れていなかったりします。

朝にカーテンを開けて日の光を入れたり、夜にはブルーライトの出る電子機器を控え

真っ暗な状態で眠るようにするだけでも睡眠の効果が向上し、休息効果が向上します。

一人暮らしで、仕事場や学校でもあまり他の人とコミュニケーションを取らない

という人は、脳の前頭葉という感情を制御したり他の人の表情を読み取るという

脳機能が使われずに衰えてしまうので、人と共感を持つ

共通の趣味の話題で話すなどのストレス解消効果が得られないことにつながります。

人間は何気ない会話でも人と話すという行為に快感を覚える生き物なので、最近口数が

めっきり減ったという人は家族や友人と話してみるのも抑うつ状態の予防や改善になるので

話をしてみてはどうでしょう。

症状が重い、早く何とかしたい人は医療機関での受診を


受診の流れ

抑うつ状態はうつ病の前段階で、できることなら早急に解消したいところです。

抑うつ状態はうつ病の人よりも数が数倍多く

病院に行かずにずっと抱え込んでいる人も多いです。

そのため自分では症状の悪化を止められず

受診する頃にはうつ病にまで進行してしまっている人も少なくはありません。

最近ストレスがたまって頭がボーっとしたり、

気分が落ち込みがちになっている人は精神科で受診してみてはどうでしょう。

診察を受けて薬を処方してもらうなんて完全にうつ病じゃないか、と考えるのではなく

うつ病を未然に防ぐため、医師と相談をしてみるくらいの心構えで良いのです。

他の病気と同じで、早期に発覚することがうつ病にならずに事態の解消につながります。

休みの日に動くことがおっくうになってしまっている人は

周りの人のサポートを受けてまでも話を聞く価値があると思います。