抑うつ状態は午前中、特に朝起きたときが一番ひどい状態で、

午後になっていくにつれて症状が治まってきます。

朝の目覚めが悪く、布団から出るのに2~3時間かかってしまったり、

昼まで出られないという人もいるかもしれません。

症状がひどい人は精神科での受診をした後に、睡眠導入剤や抗うつ薬を

処方してもらうというのが症状の改善の最善の一手ですので、

できるだけ早めに病院へ診察を受けに行くことをお勧めします。

症状がまだ軽い人や、病院に向かう時間も体力も十分にない人向けに、

朝の目覚めを少しでもましにするような対処法をここで紹介していきます。



目が覚めたら脳に血液を送る運動を


中学生うつ3

目が覚めて間もないときは頭がボーっとして働かない状態に近いので、

脳に血液を送るような運動を行いましょう。

と言ってもベッドの上で腹筋運動を行うくらい激しい運動を朝からやりましょう、

というわけではありません。(できるのであれば行うのもいいかもれませんが)

ガムや噛みごたえがある食べ物を食べると、あごの筋肉を使う

「噛む」という動作が脳に血液を送り込むようにします。

全身運動を行う程エネルギーを要せず、かつ即効性がある運動で

ベッドの上で十分に行う事ができるので、朝起きたときの行動としておすすめです。

大きく目を見開いてみたり、口角を目いっぱい上げて表情筋を動かすのも、

血液を脳に送る運動としておすすめできます。

特に口角を上げる運動は、脳が「今この人は楽しいから笑顔なんだ」と誤作動をさせることで

脳内物質セロトニンの分泌を促すことができます。

セロトニンは別名幸せホルモンと呼ばれ、脳に快感を与えると同時に

活発にさせる作用がありますので、辛いときにこそ口角を上げる運動が効果を発揮します。

感情の起伏関係なく、口角を上げる運動は感情の制御まではいかなくても

脳を元気にするのに取り入れたい生活習慣でもあります。

睡眠導入剤を服用してみる


睡眠

抑うつ状態にある人は大抵の人が睡眠に問題を抱えています。

そのため朝の目覚めの気分が悪いという人には睡眠導入剤の服用をお勧めします。

読んで字のごとく睡眠導入剤には夜に睡眠につきやすくなる効果がありますが、

朝の目覚めをより良いものにもします。

睡眠導入剤は夜の入眠をスムーズにするだけでなく、夜中に目が覚めてしまうのが少なくなり

結果として睡眠の質を高めるので、朝の目覚めがバッチリになることになります。

朝の目覚めを良くする夜の習慣


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朝の目覚めを良くするためにはアルコールをたくさん摂取して

泥のように眠るのが効果的、なわけがありませんよね。

睡眠の質を高めて朝起きられるようにするには、夜の生活習慣の見直しも重要です。

寝酒は睡眠状態へ移行しやすくなる効果があると言えばあるのですが、睡眠時の呼吸が

浅くなってしまうため酸素量が十分なものにならなくなり、眠りが浅いものになります。

寝る前までスマートフォンやパソコンの使用を続けていると、目にまぶしい光や

ブルーライトの刺激を与えることになり、交感神経を刺激してしまうので

眠りに入りづらくなり、ドライアイにもなりやすくなってしまいます。

あと、一人暮らしの人はシャワーで済ませている人が多いかもしれませんが

浴槽にお湯を張って入浴するようにしましょう。

ぬるめのお湯につかることで副交感神経を活発にし、

リラックス効果を高めることができるので、睡眠の効果を高めることにもなります。

夜はお風呂につかり、一日の疲れを癒してリフレッシュする

就寝の1時間前には部屋を暗くしてスマートフォンやパソコンの使用を控え

寝る前にはアルコールを摂取しない

この3つを守れていない抑うつ状態の人は生活習慣の見直しをしてみると

睡眠の質が向上し、朝ベッドから抜け出しやすくなる事につながります。