小学生の夏休みは早起きしてラジオ体操に行った記憶があると思います。

日差しを浴びながらラジオから流れる音楽に合わせて体操を行うと、

清々しい気分で1日を始められそうでした。

うつ病の人にも朝に日の光を浴びる、リズム感のある体操を行うということで

うつ病の改善に大変効果的です。

ここではうつ病とラジオ体操の効果について解説していきます。



朝には日の光を浴びる


ラジオ体操

ラジオ体操は午前6時30分から開始されます。

夏の日照時間だとすでに空が明るくなっているときでしょう。

人間が日差しを浴びると体内でセロトニンという物質が分泌され始めます。

このセロトニンという物質は、脳を元気にする幸せホルモンと呼ばれ、

脳の活性化と体内時計のリセットを行います。

セロトニンが体内に蓄積されると、メラトニンという睡眠のホルモンの分泌を促し、

ぐっすりと眠れるようになります。

体内時計の仕組みはこのセロトニンメラトニンによるものなのです。

朝に日の光を浴びずにいると、メラトニンの生成が十分に行われず、

睡眠障害を引き起こしてしまいます。

元気な音楽とリズムで脳も元気に


音楽

ラジオ体操の音楽はピアノの美しい旋律とリズム感のある動きが特徴です。

ラジオから流れる1,2,3,4というリズムと

体操の動きのタイミングが重なると脳内からセロトニンが分泌されるようになります。

セロトニンは日の光を浴びることと、リズム感のある運動を行ったときにも

分泌されるようになります。

そのためラジオ体操程度の軽い運動を行った後は、あまり疲労がたまらず

身体機能が活発になり血行が良くなります。

また、リズムに合わせて運動を行うので、脳に快楽反応が起こり、気分転換にもなります。

ラジオ体操はシンプルながらも結構身体を使う体操なので、回数を重ねるごとに体力増強、

筋力強化、ストレッチ効果も期待できます。

実は効率が高い全身運動のラジオ体操


ラジオ体操2

ラジオ体操は元々アメリカの生命保険会社が作った体操をモチーフとした体操です。

その為、短時間で効率よく全身を動かせるようなメニューで構成されています。

第1第2は一つ当たり3分程度の時間ですが、13種類のエクササイズが

組み込まれているので、通して行うと26種類の動作を行うことになります。

通して行っても10分もかからないラジオ体操は軽い筋力トレーニング、

ストレッチ、バランス感覚を養う効果が期待できる、時間帯効率が高い体操なのです。

幻のラジオ体操第3にはうつ病の改善に効果が


ラジオ体操3

ラジオ体操と言えば、通常の体操の第1とちょっと激しくなる第2の二種類ですよね。

しかし実はラジオ体操には過去にほんの少しの間ラジオ体操第3が存在していました。

この第3は現在うつ病の改善策としてまた表舞台へ戻ってきました。

DVD付き 幻のラジオ体操第3という書籍があるので

興味があれば参照してみてください。

第3の内容は、第1第2よりも複雑で大きなジャンプが取り入れられているなど

より激しい運動で、ストレスや不安を抑えたり、認知症の予防・改善の効果があります。

毎日続けなくてもいい、調子が悪いときは休む


睡眠

いきなり毎日続けようと思っても、普通の人にも結構難しいものです。

小学生の時朝起きるのが苦手な人は、朝から雨が降っていた日は

ラッキーと思いませんでしたか。

外でできないから自宅でラジオを流しながらやろう、とまで意気込まなくても大丈夫です。

ラジオ体操でも立派な運動になりますので週に2~3回程度でも

効果は十分感じられると思います。

体調がすぐれないのに無理をして続ける必要はありません。

うつ病の回復に向かっている人はともかく、かかって間もない人には

逆効果になってしまう可能性もあります。