うつ病の治療には認知療法など薬物を使わない療法もありますが、

それでも薬物治療は主な治療法の一つです。

薬物は基本医師の指示の下に服用するので、副作用について考えた上で処方されますが、

それでも薬物に抵抗を持つ人もいると思います。

そこでうつ病の対策に活用されるハーブティーについて触れていこうと思います。



ハーブには薬効効果も含まれるものが


ハーブティー2

ハーブティーと聞くとミントやジャスミンなど、それこそコンビニにも並んでいそうな

普通のお茶の一種ではと考える方もいるかもしれません。

ここで解説するのは薬効効果を持ち、病気の治療や健康促進のために使われるハーブ、

メディカルハーブを使ったハーブティーについてです。

感覚としては漢方薬に近い捉え方で構いません。

ドイツではメディカルハーブティーを使ったハーブ療法は

医療目的で使うほどメジャーな療法です。

諸外国と比較しても厳しい薬事法を定め、その中で審査が通ったメディカルハーブは

高い効果を持ち、うつ病の改善・予防に効力を発揮します。

うつ病対策にはセントジョーンズワートのハーブを


ハーブティー3

聞きなれない名前かもしれませんが、セントジョーンズワート

日本では西洋弟切草(せいようおとぎりそう)と呼ばれるハーブの一種です。

今から4000年以上も前から古代ギリシャで薬効成分が活用され、

今でもうつ症状の治療に役立っています。

セントジョーンズワートには脳内の物質セロトニンノルアドレナリン

ドーパミンといった神経伝達物質を分解してしまう酵素を抑制する作用があります。

簡単にまとめると神経細胞の機能を安定させ、

抑うつ状態を緩和する効果があるということです。

ハーブティーにすると新鮮な緑を感じさせるフレッシュな香りで、

少しの苦みとすっきりとした味わいで飲みやすい1杯になります。

他にも様々な効果を持ったハーブティーが


ハーブティー

パッションフラワーのハーブティーは鎮静効果が高く

精神状態を安定させ身体の緊張をほぐします。

就寝前に飲めば、身体をリラックスさせ安眠効果が期待できます。

癖のない草花の香りでさらっとした味わいです。

ローズマリーのハーブティーは血行を良くし

体温を上昇させる作用、疲労回復の作用、滋養強壮の効果があります。

また、脳の働きを活発にし、集中力を高める作用があるので仕事や勉強など

集中したい場面の前に飲むと効果的です。

名前とは裏腹にスパイシーな香りで、さっぱりした味わいです。

他にもオレンジピールには抑うつ状態からリフレッシュさせる効果、

ペパーミントには消化器官を活性化させる効果など

ハーブによってさまざまな効果があります。

どうやって淹れるのか


ハーブティー4

緑茶を淹れる方法と行程はあまり変わりありません。

ポット・急須を予め温め、ドライハーブを中に入れます。

ハーブの分量は100mlあたりティースプーン1杯程度を目安にしましょう。

沸騰する前くらいの高い温度のお湯を注ぎ、3~4分程蒸らしてからカップに注ぎましょう。

長い間蒸らしておくと苦みやえぐさが出て美味しく飲めなくなってしまいます。

また、ドライハーブから抽出するのが手間だという人は、

パックタイプのハーブティーも販売されていますのでそちらを利用するようにしましょう。

他の薬・医薬品を使っている人は併用に注意


受診の流れ6

メディカルハーブティーは薬効成分が豊富に含まれるため

医薬品との併用を行うと有効成分の過剰摂取などの悪影響を及ぼす可能性があります。

また、妊娠中の方もハーブによっては人体に悪影響を及ぼす場合があります。

授乳期専用のハーブティーも日本に存在しますが

それでも使用を控えた方がいいものもあります。

ハーブティーを飲むときは必ずかかりつけの医者に相談した上で飲むようにしましょう。