健康のためには毎日緑黄色野菜を摂取することが大事です。

その中でも代表的なにんじんより濃い赤色の野菜の一つがトマトです。

トマトの赤いリコピンという色素は栄養価がとても高く、抗酸化作用に優れますが、

うつ病の予防・改善にも効果を発揮することが近年の研究でわかりました。

今回はうつ病とトマトの効果について触れていきます。



リコピンの力


トマト

トマトに豊富に含まれているリコピンという成分は

強い抗酸化力を持ち、全身の細胞の酸化を抑制する効果があります。

そのため高い頻度でトマトを食べる習慣がある人は、

そうでない人と比べて脳細胞の酸化が進まず、脳細胞が元気な状態を保ちやすいため

うつ病にかかるリスクが大幅に下がります

他にもがん細胞の成長を抑制する効果や、心臓や血管の細胞の老化を防ぐ効果、

生活習慣病を防ぐ効果があり、トマトにも強力なアンチエイジング効果が期待できます。

また、その特徴である真っ赤な色は、色彩心理学では興奮色・暖色に分類され、

食欲を誘う効果もあります。

トマトの栄養価はリコピンだけにあらず


野菜ジュース

トマトはリコピンの他にもビタミンA、ビタミンC、ビタミンE、水溶性食物繊維

カリウムを含む栄養価の高い野菜です。

大まかに効果を挙げると、肌や粘膜の生成や皮膚をきれいに保つ効果、

免疫力の強化とストレス耐性の向上、便通を良くし体内の余分な塩分を排泄する

効果などがあります。

ビタミンとミネラルなど栄養を豊富に含むトマトを夜食べることで

成長ホルモンが多く分泌されるようになり、基礎代謝を上げることで痩せやすくなるという

夜トマトダイエット」というダイエット法もあるほど、

うれしい栄養素をたくさん含んでいます。

詳しく知りたい方はうつ病とビタミンを参照してください。

トマトの扱い方


トマト2

皮にハリがあり色にムラがなく、真っ赤に熟しているものを選ぶようにしましょう。

リコピンが豊富に含まれているかどうかを見極めるポイントです。

濃い緑色のへたで、しおれてないまっすぐとした重みのあるトマトを選びましょう。

トマトを加熱すると細胞が壊れ、リコピンの体内への吸収率が上がります

他にもミキサーやジューサーでトマトを細かくすることでも細胞を壊し、

吸収率を高めることができます。

そのためトマトジュースは生でトマトを食べるときよりも3倍以上吸収率が高くなります。

またリコピンは脂溶性の栄養なので油を使って調理すると

より効率よく体内へ吸収させることができます。

ちなみに加熱したトマトは酸味が少なくなり、甘さが増すので調理をするときの

ヒントにしてください。

トマトジュースで十分な効果が


トマト3

毎日の食事にトマトを使い続けるというのも難しいしお金がかかる、

もっと手軽にリコピンを摂取したい人は市販のトマトジュースで十分効果が得られます。

というよりも1日のリコピンの摂取量の目安は15mgで、

生のトマトに換算すると大きめの物を2つになります。

一方トマトジュースなら1本で十分摂取量の目安を超えます。

トマトジュースを1本70円と考えると費用対効果で考えれば

トマトジュースの方が優れています。

また、食べる量もトマトジュースにすることで抑えることができ、

食事からの他の栄養も摂取しやすくなります。

トマトの食べ過ぎは身体を冷やすだけじゃない


トマト4

トマトは水分が多く体を冷やす効果があります。

食べ過ぎると身体が冷え、内臓の機能が低下し、おなかを下しやすくなります。

それだけではなくトマトは酸性の食べ物なので、過剰に摂取することで

逆流性食道炎など食道の病気にかかってしまう可能性があります。

トマトの一日の摂取量の目安としては大きめのトマト2個までにしましょう。

1日のリコピンの摂取量の15g丁度くらいが食べ過ぎにもならず、効果的な摂取量と言えます。