うつ病の原因は大元で言えばストレスや不安ですが、

科学的に言えば脳内に数ある神経伝達物質がそれぞれの役割を

しっかりとこなせていないというのも一因です。

脳の神経細胞にはオメガ3脂肪酸という脂肪酸が2割以上含まれていないと

正しく機能しないという性質があります。

この必須脂肪酸であるオメガ3脂肪酸を豊富に含むのが亜麻仁油という油で、

うつ病の改善にも効果があると言われています。

今回はうつ病と亜麻仁油について解説していきます。



亜麻仁油とは


亜麻仁油

亜麻仁とは亜麻という植物の種子で、胡麻に似た外見ですが、

胡麻とは異なる栄養価でオメガ3脂肪酸を豊富に含んでいます。

この亜麻仁から抽出させた油が亜麻仁油です。

亜麻仁油は強い抗酸化作用をもたらし、油でありながらも健康的な飲み物とも言われ、

味や香りはしませんが料理に使うと食べ物にまろやかさを加えます。

サラダ油や胡麻油と違い、比較的高価な油で100gあたり500円程ですが、

医者が認知症予防にも勧めるほどのパワーを持ちます。

オメガ3脂肪酸の役割


亜麻仁油2

オメガ3脂肪酸は人間の体内で生成できない必須脂肪酸の一種です。

サバやイワシなどの小魚に多く含まれていて

昔の日本の食事では現代の日本よりも多く摂取できていました。

魚類の消費量が多い国程、うつ病の発病率が低く、近年は低下傾向にある日本では

オメガ3脂肪酸を食事から得る機会が少なくなっているかもしれません。

このオメガ3脂肪酸が不足すると、関節炎やアトピーなどの

あらゆる炎症の作用のバランスが崩れてしまいます。

大まかに効果を挙げると、血流・血行の改善、生活習慣病の予防と

脳や神経細胞の調子を整える効果があります。

うつ病の改善にはこの脳や神経に作用する効果が関係して、

精神を安定させるのに非常に重要です。

亜麻仁油の食べ方


亜麻仁油3

亜麻仁油は酸化しやすい油で、加熱すると効果が失われてしまうので、

ドレッシングやソースに加えたり、飲み物に加えるようにしましょう。

開封した後は空気中の酸素との結合を防ぐため

冷蔵庫に保管し、2~3週間以内に食べきるようにしましょう。

無味無臭の油なので熱い物でなければ比較的使いやすい油です。

油だけ摂取すると消化器官に負担がかかり、食べ物として身体が受け付けなくなり、

酵素の働きも十分に発揮されないまま無駄になるので

必ず他の食べ物と一緒に取るようにしましょう。

一日の摂取量は大さじ一杯程度で十分に効果が得られます。

亜麻仁油は良質なたんぱく質と亜鉛、ビタミンB群、マグネシウム

摂取できる食事と一緒に摂ることで更に効果が発揮できるようになります。

生野菜ジュースで脂肪燃焼効果も


青汁

亜麻仁油には血行の促進、代謝の上昇やむくみの解消などの効果に加え、

健康・美容にも効果が期待できます。

以前あるテレビ番組では自作の生野菜ジュースに亜麻仁油を加え、

脂肪燃焼効果を上げてダイエットジュースとして取り上げていました。

にんじん4本に対してリンゴを1/2個、レモンを1個スロージューサーで混ぜ、

その後亜麻仁油を小さじ1杯加えるというものです。

にんじんを主原料にすることでビタミン、ミネラルを豊富に摂取できるので

自律神経の調子を整えたり、ストレスの耐性を上げたり、

精神状態を安定させる効果にも期待できます。

注意点


受診の流れ6

亜麻仁油には血流を改善する効果がありますが

そのために血液の凝固効果が働きにくくなるので、

過剰に摂取しなければ問題にはなりませんが、

関連する病気を持つ人は摂取する際に一応医師と相談をしてください。

過剰摂取の問題は他にも豊富に食物繊維を含むので、おなかが緩くなることが挙げられます。

蠕動運動が活発になることで妊婦さんに早産を促す恐れがあることもあります。

1日の摂取量を大さじ一杯程度にしっかりと留めるようにしましょう。