皆さんは食べ物を口に含んだ時、何回咀嚼しますか。

現代人の咀嚼回数は昔と比べて食べ物が柔らかくなったことから減っていき、

今では平均10~20回です。

健康のためには一口に30回噛むことが理想です。

実は咀嚼することもうつ病の改善につながります。

ここではうつ病と噛むことについて解説します。



噛むことによって脳が活性化する


咀嚼

良く噛むことは脳にいいという話はご存知かと思います。

これは顎を動かすことで脳の血流が増加することからと言われています。

顎の筋肉だけでなく、顔の表情近や首、肩の筋肉も噛むことによって使われるので、

意外と筋肉を使う行動で、血流が増える行動なのです。

噛んだ時に感じる食感や喉ごしも五感を刺激するので脳に刺激を与えます。

ストレスや不安で頭が一杯になっていると脳機能が低下してしまいますが、

良く噛むことで脳を活性化させることで、うつ病の改善・緩和に効果を発揮します。

セロトニンも分泌される


アミノ酸

咀嚼を繰り返すリズムが脳内物質のセロトニンの分泌を促します。

セロトニンが分泌されると脳を元気にしてくれるのと同時に、

脳内で記憶の整理をしやすくしてくれるので記憶力や学習能力も向上します。

良く噛むと頭が良くなるというのはこういう作用が働いているからなのです。

また、セロトニンにはノルアドレナリンドーパミンの働きを適当にし、

イライラや不安を抑える作用もあります。

イライラした時にガムをかむと気分を緩和してくれるというのは

こういう仕組みになっているからです。

ガムを噛む習慣で脳に活力を


咀嚼2

この噛む動作を食事の時以外にも得るにはガムを食べましょう。

ガムを噛むことからもセロトニンの分泌や脳の活性化の効果を得られます。

学生の人はガムを噛むことで眠気の防止にもつながるので、

勉強や読書をするときにもおすすめです。

キシリトール配合のガムは虫歯予防効果もあり、口内環境を良くしてくれますが、

他に糖類が使われているガムだと予防効果が薄くなるので

糖類0、シュガーレスの物を選ぶようにしましょう。

キシリトールは甘味料なので、噛むと出てくる唾液を飲み込まず、

口内に万遍なく行き届かせてから飲み込むようにするのが効果的です。

歯ごたえがあるものを


咀嚼3

ご飯やパンなどの柔らかい食べ物よりは

固い食べ物を時間をかけて噛んでいく方がより効果を得られます。

うつ病の人には玄米がおすすめです。

玄米に含まれるグルタミン酸GABA(ギャバ)という成分が、

脳への血流の改善と酸素の供給量の増加を行い、イライラや不安を鎮める働きをします。

ごはんよりも固いので必然と噛む回数が増え、脳を活性化させる働きがより活発になります。

玄米のほかにも根菜類から摂取できるミネラル

自律神経を調整し、身体を正常な状態に近づけるのでこちらもうつ病の人にお勧めです。

唾液の意外な効果も


咀嚼4

良く噛むことによって唾液の分泌も良く行われるようになります。

唾液の抗菌作用、口の中をきれいにする自浄作用

粘膜を乾燥から守る保護作用が口臭の予防になります。

また、唾液には細菌やウィルスを体内に侵入する前に退治する作用があるので、

免疫力の向上に役立ちます。

他にも唾液に含まれるアミラーゼという酵素がでんぷんを消化する作用があるので、

ブドウ糖への変換がスムーズに行われ、脳への栄養供給が速やかに行われます。

ダイエット効果も


筋トレ

食べ物を噛み続けると脳の器官の満腹中枢が刺激され、

食事の量が適量でお腹がいっぱいになった感じがするようになります。

その為食べ過ぎの防止になるので必要以上にカロリーを摂取することを防げます。

うつ病の症状に過食症が出ている人は

できるだけ一口含むごとに一拍おいてから噛むようにしましょう。