香りは脳に直接刺激を与えるという話を聞いたことがありませんか。

脳が感じた香りの情報はダイレクトに大脳辺緑系という部分に作用し、

人間の本能へ影響を及ぼします。

心地いい香りを放つアロマを使ったアロマテラピーは、

植物が持つ香りや有効成分を使った療法でうつ病の治療・改善にも効果を発揮します。

ここではうつ病とアロマテラピーについて解説します。



アロマテラピーとは


アロマ

アロマテラピー精油(エッセンシャルオイル)を使って、

香りを嗅いだり、皮膚に塗ったりすることで病気やケガの治療

ストレスの解消やリラクゼーションを目的とする療法です。

植物の成分が健康増進や美容に役立ち、香りが脳に直接刺激を与え様々な効果をもたらし、

ストレスの緩和やリラックス効果も期待できることからうつ病にも効果的な療法です。

芳香を楽しんだり、アロマバスで温浴したり、マッサージをするなど様々な方法があります。

精油があれば簡単にできるので気軽に始めることができます。

アロマが効果的な理由


にんにく5

エッセンシャルオイルの香りが人間の内分泌腺を刺激し、

ホルモンの分泌を活発なものにするので、

セロトニンノルアドレナリンなどの脳内神経伝達物質を出しやすくなります。

特にセロトニンは脳を活発にする別名幸せホルモンで、

うつ病の人が欠乏しやすいホルモンです。

アロマテラピーをより効果的にするには自分な好きな香りを見つけましょう。

効果があるからと自分の嫌いな香りを使い続けると

効果が期待できない物になるので、選ぶ必要はありません。

アロマオイルは数百種類存在するので自分の好みの香りの物がきっとあるはずです。

色々なエッセンシャルオイル


アロマ2

例えばイランイランというオイルはオリエンタルな甘さのある香りで、

オイルに含まれるリナロールゲラニオールという成分には不安を和らげる作用があり、

自律神経の乱れから来る過呼吸や心拍を抑える効果があります。

グレープフルーツのオイルは酸味の中に甘さや苦みを含んだ香りで、

リモネンα―ピネンという成分が血液とリンパの流れを良くし、

体温の上昇、新陳代謝の向上と、老廃物や無駄な水分を排出する働きを助けてくれます。

ゼラニウムのオイルはフローラルな香りの中にもミントが感じられる香りで、

自律神経の調整をする作用があり、ストレスによる緊張・不安・イライラを緩和させ

心身のバランスを整えてくれます。

このようにアロマオイルには様々な香りと効用があり、

同じうつ病でも症状が異なる場合でも柔軟に対応できるほど種類が豊富です。

おすすめはアロマバス


アロマ3

うつ病と入浴でも説明していますが、お風呂につかることは

うつ病の治療・改善に効果的ですので、

アロマバスにすることで更に効果を高めることができます。

やり方はお湯の中に精油を2~5滴入れてかき混ぜるだけです。

リラックスしたいときはぬるめの温度にして、

休息効果を高める副交感神経を活発にさせるようにすると、

疲れが取れ、気分がリフレッシュされます。

安眠効果を高めるにはラベンダーやカモミール・ローマン、

リフレッシュ効果を高めるにはオレンジ・スイート、グレープフルーツの

アロマオイルが適しています。

注意すべき点


仮面5

エッセンシャルオイルは天然の成分を高濃度に凝縮したものですので、

原液をそのまま肌に塗ると刺激が強すぎるため肌に異常が出てしまいます。

マッサージに使う際にはキャリアオイルという植物油で希釈しましょう。

マッサージや湿布で使う場合は希釈したオイルを二の腕の内側に塗って1~2日放置し、

異常が出ないか確かめた上で使用するようにしましょう。

また、妊娠中・授乳中の方や肌が敏感な方は事前に医師に相談した上で

使用するようにしましょう。