アミノ酸には脳の情報の行き来を担う神経伝達物質を生成する働きがあります。

アミノ酸を豊富に含む食事を食べる事で脳内物質を強化し、

ストレスに強い脳を作ることで、うつ病の改善の助けとなってくれます。

うつ病の改善だけでなく健常者にもダイエット効果や美肌効果、

育毛・発毛効果など一緒に食事をすることで体をより良い状態にしてくれる効果があります。

ここではうつ病に役立つアミノ酸の働きと、それを含む食材を紹介します。




フェニルアラニンの効果


フェニルアラニンはいろいろなたんぱく質の中に含まれ、

神経伝達物質になる必須アミノ酸です。

うつ病の症状を軽減し、不安感や緊張感を和らげる効果があります。

その他にも精神を高揚させる効果、記憶力を強化する効果があります。

牛肉・鶏肉・卵黄・大豆・バナナなどに多く含まれています。

また心療内科へ行く時間がない方、抗うつ薬に抵抗がある方の中には、

フェニルアラニンのサプリメントを服用する方もいます。

チロシンの効果


チロシンは脳や神経の働きを活発にし、代謝を促進させ、

脳機能や行動に影響を及ぼすアミノ酸です。

脳を興奮状態にしてやる気が出るようになるドーパミンや、

緊張状態にして集中力を高めるノルアドレナリンの材料ともなります。

他にも慢性疲労症候群の改善、副作用がない事から

うつ病の改善に期待できるアミノ酸の一種です。

チーズやたらこ、大豆に多く含まれています。

また、たけのこの白い点はチロシンなので洗わず逃さずに食べるようにしましょう。

たけのこご飯にして食べるのがおすすめです。

トリプトファンの効果


トリプトファンはセロトニンの働きを高め、落ち込んだ気分を上向きにするのに役立ちます。

うつ病と運動の予防・改善効果でセロトニンは脳を元気にする神経伝達物質と説明してます。

鶏肉、レバー、乳製品、大豆食品、胡麻などに多く含まれますが、

トリプトファンが体内でセロトニンに変化するために

ビタミンB6、ナイアシン、マグネシウムが必要になるので、

魚類、野菜、海藻などと一緒に食べるのがおすすめです。

メチオニンの効果


メチオニンはうつ病の症状を軽くし、防衛反応(アレルギーなど)の

過剰反応を抑える効果があります。

また肝機能の向上、老化の防止や育毛・発毛にも効果があります。

牛肉・羊肉・レバー・牛乳・白身魚などに多く含まれています。

不足してしまうとむくみや利尿能力の低下の原因の一つになります。

グリシンの効果


グリシンには神経の興奮を抑えて落ち着かせる効果があります。

また睡眠のリズムを整え、寝つきが良くなり質の高い休眠をとれるようになります。

他にも脳に作用して血管を広げ、血液の流れを良くする効果、

血中コレステロールを低下させ、高血圧や脳卒中を予防する効果があります。

えび、ほたて、かきなどの魚介類に多く含まれ、それらのうまみ成分がグリシンです。

ヒスチジンの効果


ヒスチジン不安やストレスを和らげる働きがあります。

体内に入るとヒスタミンに変化し、食べすぎを防いだり、脂肪燃焼にも効果が期待され、

ダイエットにも効果があります。

更に慢性関節炎の緩和や、紫外線による皮膚絵の刺激を軽減したり、

性的エネルギーの向上させるはたらきがあります。

鶏肉、ハム、チーズなどの乳製品に豊富に含まれます。

グルタミン酸の効果


グルタミン酸は脳の機能を妨げるアンモニアを排出する働きがあります。

また脳の興奮を鎮めるリラックス成分GABA(ギャバ)を生成します。

他にも脂肪の蓄積を抑える効果や血圧を下げる効果、美肌効果もあります。

海藻、胡麻、アーモンド、小麦粉に豊富に含まれています。

ただし過剰摂取が続くと神経が高ぶり、神経症、幻覚などの

症状の原因にもなってしまいます。