うつ病にかかってしまった人からは返事や反応がなくても、

こちらの何気ない一言が本人たちを更に暗い雰囲気にさせてしまったり、

考え込ませてしまったりすることは残念ながらあります。

うつのきっかけになってしまったキーワード、例えば学校や職場の話をすることも、

本人たちの苦しい体験を思い起こしてしまうという事につながりかねません。

このような事態を避けるためにも、うつ病の人かけてはいけない、

話してはいけないことを簡単にまとめてみました。




「頑張れ」などの励ましの言葉は禁止ワード


禁句2

既にご存知かもしれませんが、「頑張れ」と元気づけるのはNGです。

うつ病にかかってしまっている人は頑張りたくても頑張れない状態なのです。

励ますことにより「情けない」という気持ちが強くなってしまい、

どうして今自分はこんなにダメなんだろうと余計に追い詰められてしまうのです。

 

原因を探る


禁句

どうしてうつ病になってしまったのだろうか、と

原因、理由を探したくなる気持ちはわかります。

そして明らかにストレスになってしまっている要因を取り除くことはも大事ですが、

以前に起きたつらい出来事を掘り返すことは、

その時の恐怖や不安を呼び起こしてしまうので、

間違っても本人たちにどうしてこうなってしまったのか、と質問をすることはやめましょう

うつ病の原因は一つではないことが多いので問題の解決にもなりにくいです。

しかし再発を予防するために原因を突き止めるのは大事なことですので、

本人に見えない範囲で調べることも必要になってくるのかもしれません。

 

趣味や気晴らしに付き合うのは余裕が出てきてから


禁句3

四六時中思い悩んでいる様子であれば趣味気晴らしに誘うのはやめましょう。

頭の中が不安や恐怖でいっぱいになっているので自分のやりたいこと、

うつ病になる前によく行っていた趣味や習慣に使うエネルギーがないのです。

気力も体力も低下している状態では気晴らしはますます症状を悪化させてしまうでしょう。

とはいえ気力が充実しているように見えるのであれば、

以前できていたことをもう一度行えるようになったと成功体験を積ませることで

脳を活発にさせることも大事です。

 

運動を勧めるのも元気になってから


運動

うつ病と運動の予防・改善効果」ではうつ病の人に運動は効果的と説明をしましたが、

無理にさせてはいけません。

精神状態が不安定なときというのは、身体的に問題はなくても身体が痛みを感じるように

脳が誤作動を起こしている場合があります。

それが憂鬱なときの体のだるさのように現れます。

日常生活の動きを満足にできるようになってから、

本人の気力と相談したうえで実行するようにしましょう。

適度な運動は脳を活性化させ、気分を良くしてくれます。

 

「以前はあんなに元気だったのに」過去の状態と比較する


子供

うつの状態はどんなに以前の当人たちが自分に厳しく、

ルールを守り真面目に生活してきた人でも、脳の状態がすっかり変わってしまっているので、

暗い雰囲気でまるで別人のように見えてもそれは仕方のない事なのです。

そこで以前の自分と比較されてしまうような言葉を聞いてしまうと、

本人達も本当の自分とは違う自分になってしまってひどく焦っている状態なので、

その焦りや不安を増幅させてしまいます。

 

腫物のように当たり障りのない距離感もNG


ゲーム

だからといって一人で引きこもりがちで悩んでいるなら

そのままにしておけばいい、というわけでもありません。

家族や友人には優しく声をかけてもらいたいと待っていることも多いのです。

いきなり態度を変えるのではなく、かけてはいけない言葉に気を使いつつ、

ありのままで何気ない会話をすることも大事です。

返事はなくとも本人たちは嬉しく思っています。