私たちの生活の中にはいろいろな色があります。

赤色は人間の注意を向けるのに適した色で、

緑色は目に優しい色で心を落ち着かせてくれる色と、

身の周りの色には全て意味があります。

うつ病の治療・改善に直結するほどの力はないかもしれませんが、

助けになることは間違いありません。

ここではうつ病と色の関係について触れていきます。



色彩心理学という学問


色2

2003年にアメリカで色彩心理学という学問が生まれました。

色彩心理学は、色と人間の関係を心理学的に解明する学問で、

医療機関や教育機関にもこの考え方を取り入れた色彩心理学療法が実践されています。

学問としては若く、まだデータや論理が円熟していませんが、

解明されていくにつれてビジネスや環境、医療にも役立つことを期待されている領域です。

うつ病の人の周りは黒色が多い


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黒色はポジティブに捉えれば強さや圧力、高級感を出す色のイメージですが、

ネガティブに捉えれば暗い気持ちにさせたり暗闇を想起させ不安を与える色と言えます。

うつ病の人は黒色のものを身に着けることが多く

ブログなどの情報媒体でも黒色のバックカラーを使う傾向があります。

これは感情の抑圧や悲しみ、すべてを遮断して引きこもりたいなどの心情を表している

という見解があります。

気分を変えるためにも着る服の色には気をかけてみると良いかもしれません。

寝具・寝室の色は落ち着いた色に


睡眠

色の分類の仕方に興奮色鎮静色という分類があります。

寝具・寝室の色には鎮静色という刺激の弱い色を使うと

落ち着いた気分になり、寝つきやすくなります。

青・緑・ベージュなどが最もリラックスする色で

特に青色は血圧が下がり、瞬きの回数も減るので自然と熟睡できるようになります。

逆に興奮色である赤色オレンジ

太陽の光や活発的な行動をイメージさせ、人間を興奮状態にする色です。

女性は寝具に興奮色の要素を含みつつもリラックスできる

薄いピンク色がついたものを使うと、女性ホルモンを刺激し若返り効果が期待できます。

赤色・オレンジの使い方


ローヤルゼリー

興奮色・暖色赤色体を温めるときの服に適した色です。

人間の体は皮膚からも色を感じることができるため、

自律神経に作用し血行をよくして体温を上昇させる作用がある赤色は、

風邪や体調を崩した時に身体を冷やさないために使うといいでしょう。

オレンジ赤色と同じような効果が得られます。

食欲がわかない時も食器やテーブルクロス照明器具などを

オレンジ色に変えることで食欲を増進させます。

料理にも唐辛子やパプリカ、トマトなどの赤色を使うことで

料理の色合いを出し、魅力を引き立てます。

セロトニンの分泌を促す青色


水泳

人間は青色を見ると脳内のセロトニンの分泌が促進されます。

セロトニンは脳を活発にする働きと

メラトニンの生産を適切なものにすることで体内時計の調整ができます。

従って寝室・寝具に青色を取り入れることで眠りにつきやすくなり

充実した睡眠をとることができるようになります。

他にもイライラしている、体調がすぐれないときにも

身の回りに青色の物を置き、目に入れることで調子を整えることにも役に立ちます。

疲れと目に優しい緑色


ラジオ体操

緑色を見るとアセチルコリンというホルモンが分泌され、

損傷した細胞を再生することから疲労回復効果があります。

緑色は光の波長の中間にある色で

目にとらえやすい色で負担が少なく、心地よさを与えます。

パソコンの画面を見続ける時間が長い人はデスクに緑色のものを

置いておくと目の疲れを軽減させてくれるでしょう。

パソコンの背景を緑色のものにするのは、モニターの発色・発光が強すぎるため、

かえって刺激になってしまいますので、効果は期待できないでしょう。